銀幕大帝α

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オーバードライヴ

2014年11月11日 21時20分01秒 | 洋画サスペンス
SNITCH
2013年
アメリカ
112分
サスペンス/アクション
PG12
劇場公開(2013/11/30)



監督:
リック・ローマン・ウォー
製作:
ドウェイン・ジョンソン
脚本:
リック・ローマン・ウォー
出演:
ドウェイン・ジョンソンジョン・マシューズ
バリー・ペッパークーパー
ジョン・バーンサルダニエル・ジェームズ
マイケル・K・ウィリアムズマリクマリーク
メリーナ・カナカレデスシルヴィー
ナディーン・ヴェラスケスアナリッサ
ラフィ・ガヴロンジェイソン
デヴィッド・ハーバージェイ
ベンジャミン・ブラットエル・トポ
スーザン・サランドンジョアン・キーガン



<ストーリー>
運送会社社長・ジョンは、友人にハメられ麻薬密売容疑で逮捕された息子を救出するべく、麻薬組織に潜入し危険な囮捜査に身を投じるが…。

息子を救うためにどこまでやれるか。
止まらない、暴走!


-感想-

あのガタイが良くて腕っ節だけは強そうなドウェイン・ジョンソンが、彼よりもひ弱そうな男共からボコボコに殴られ蹴られ、終盤には銃で足を撃たれ、松葉杖をついた状態のままでラストシーンを迎える、今回は見た目だけ怖そうな普通のお父さんを肉体アクション完全封印し、悲しみの表情を前面に押し出してのこれまでとまた違ったスタイルを披露している部分が見所。
彼にとっても演技派としての新たな一面を覗かせてくれています。

何時ものドウェイン・ジョンソンなら10分あれば全てが片付く話が、今回は非力で優しさだけが取り柄なお父さんだけど、息子の為に一念発起し父親としての勇気を見せる精神の逞しさのみで潜入捜査に協力するので、解決するまでに1時間半近くもかかっちゃってます(笑)。
あくまでもサスペンス要素に重点を置いているので、ドウェイン主演だからと過度なアクションを期待してしまうと残念な気持ちになるかもしれません。

しかし、麻薬組織の下っ端から大本までの繋がりを丁寧に描いている事もあり、ストーリーの組み立てには面白いものがあります。
麻薬捜査班は普通のお父さんを使って、どの様に組織を壊滅させていくのか、その過程を楽しむ作品ではないでしょうか。

ただやっぱりドウェイン・ジョンソンを起用しているからには、観客に対して期待に応える意味でもおまけ程度にアクションシーンを少しだけ最後に用意。
それが大金を詰め込んだ大型トレーラーを運転するドウェイン・ジョンソンVS走行を止めようとする組織達とのカーチェイス。
ここはクラッシュシーンが豊富に導入され派手な演出になっていました。
一応、ドウェイン・ジョンソンも不慣れな手つきでショットガンを相手に向かってぶっ放しています。

しつこいようですが、何時もの彼なら起用な手つきでトレーラーを運転して華麗にショットガンを相手の車に撃ち込んでいたでしょう。
トレーラーを横転させて、アワワワワ・・・ていう事にもならなかったでしょう(笑)。

力自慢だけじゃないんだぞ、こういう危なっかしい普通の一般市民の役も演じられるんだぜ!というドウェイン・ジョンソンの演技力の幅の広さを新たに感じさせられた1本でした。

評価:★★★☆
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コメント (4)
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