日本
97分
コメディ/アドベンチャー/ファミリー
劇場公開(2014/04/19)

監督:
高橋渉
絵コンテ:
高橋渉
原作:
臼井儀人
主題歌:
きゃりーぱみゅぱみゅ『ファミリーパーティ』
声の出演:
矢島晶子:しんのすけ
藤原啓治:ひろし/ロボひろし
ならはしみき:みさえ
こおろぎさとみ:ひまわり
真柴摩利:シロ/風間くん
林玉緒:ネネちゃん
一龍斎貞友:マサオくん
佐藤智恵:ボーちゃん
納谷六朗:園長先生
寺田はるひ:よしなが先生
富沢美智恵:まつざか先生
玉川砂記子:風間ママ
萩森イ旬子:ネネママ
大塚智子:マサオママ
鈴木れい子:隣のおばさん
中村大樹:川口
三浦雅子:草加ユミ
大滝進矢:カンタムロボJr.
檜山修之:山田ジョン青年
立木文彦:アコギデス
武井咲:段々原照代
コロッケ:頑馬博士
一木美名子:小女鹿蘭々
清川元夢:薄田修
田口昂:サル親父
星野充昭:ジャージ親父
隈本吉成:ポーチ親父
小田敏充:生ビール親父
伊藤史隆:伊藤アナウンサー
佐藤裕二:佐藤アナウンサー
久保田直子:久保田アナウンサー
神代知衣:バギーの主婦
茂呂田かおる:犬の散歩主婦
沢海陽子:子連れ主婦
青山桐子:息子
深田愛衣:娘
遊佐浩二:黒岩仁太郎
大和田伸也:鉄拳寺堂勝

<ストーリー>
ぎっくり腰になりマッサージに出向いたひろしがロボットになって帰って来る。大喜びのしんのすけだったが、それは日本の父親たちの復権を目論む組織“父ゆれ同盟”による巨大な陰謀だった。
親父力(オヤヂカラ)、全開!


ちち・ゆれ!
ちち・ゆれ!
家族から虐げられている父親たちよ、今こそ立ち上がれ!
誰のお陰で暮らせていけてるんだ!
誰のお陰で食べさせて貰えているんだ!
父としての威厳をアニメを通して世に伝え、腑抜けになっている男達に活力を与える、ここ最近のクレしん劇場版の中では傑作な内容になっています。
突然ロボットの姿で帰ってきたとーちゃん。
嫁は戸惑い、息子は喜ぶ。
だげど、外見はロボであれども中身はとーちゃん、野原ひろしだ。
疲れ知らずの強靭な体になったとーちゃんは、これまで以上に家族の為に全力で遊び、全力で仕事をする。
そして大ピンチになった息子をロボットパワーで救う。
それまでロボとーちゃんを避けていたみさえが「ありがとう」と背中からそっと抱きつく姿には涙を誘われる。
そんなロボとーちゃんが敵によりぶっ壊され廃棄処分。
溶鉱炉所行きへ。
間一髪、しんのすけが頭部だけを救い出す。
首から上だけ!?
胴体はどうすんだよ!
てか、このままじゃとーちゃんは元の人間の姿に戻れないんじゃ??
て、思うやん。
しかしどっこい。
ま、そこは貴方自身の目で確認して下さい。
しんのすけとその仲間達が敵の目を欺く為に、全員生ケツでお尻ぶりぶり~をやるんだけど、流石にネネちゃんはやらないんだな(笑)
チッ、ちょっと期待してしまった自分が恥かしい。
幾つになっても男たちの夢と浪漫は巨大ロボですよ。
ラストは2台の巨大ロボ対決になるんですが、ロボット=五木ひろしと言う発想は私には無かったわ。
これを思いついた脚本家は凄いと思う。
だから、ゲスト声優にコロッケを使ってたんだな(これが伏線だったとは)。
アニメ版五木ロボ、ワロタw
まんま、コロッケ物真似やんけ。
兎にも角にもボロボロになるまで戦い続けるロボとーちゃんがカッコ良い。
そして、記憶を消されたロボとーちゃんを復活させる為に、自分から進んで大嫌いなピーマン炒めを完食するしんのすけがカッコ良いのだ(後で吐いてたけど笑)。
ロボとーちゃんを含め、野原一家Wファイアーを発動させ、敵を粉砕&勝利。
しかし、ロボとーちゃんの姿はもう・・・。
ロボとーちゃんは後は本物のとーちゃんに家族を任せ、活動を停止させる。
しんのすけとガッチリと握手を交わして。
「大きくなれよ、息子よ」
泣いた。。。
自分の家族が居ない私でも泣いたのだから、家族を持っている人なら号泣必至。
間違いなく、本作を妻と子にも見せたら、夫(父)に対する見る目が変わるだろう。
とーちゃんは毎日頑張って偉いんだぞ!ていうのを言っても理解して貰えない殿方は是非にも家族と一緒に鑑賞されて、とーちゃんの存在意義を示すべし。
いやぁ予告編からして感動臭プンプン漂っていたけれど、素晴らしい作品でした。
エンドロール観ていて知ったのだが、婦人警官・段々原照代の声って武井咲チャンやったのね。
普通に上手いから、本職の声優さんかと思ってたわ。
評価:★★★★
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レンタル開始日:2014-11-07
メーカー:シンエイ動画
オフィシャル・サイト
関連作:
『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王(1993)』(劇場版第1作)
『映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝(1994)』(劇場版第2作)
『映画クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望(1995)』(劇場版第3作)
『映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996)』(劇場版第4作)
『映画クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997)』(劇場版第5作)*個人的評価:★★★☆
『映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998)』(劇場版第6作)*個人的評価:★★★
『映画クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦(1999)』(劇場版第7作)*個人的評価:★★★★
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(2000)』(劇場版第8作)*個人的評価:★★★☆
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001)』(劇場版第9作)
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002)』(劇場版第10作)
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003)』(劇場版第11作)
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004)』(劇場版第12作)
『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ 3分ポッキリ大進撃(2005)』(劇場版第13作)
『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!(2006)』(劇場版第14作)
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!(2007)』(劇場版第15作)
『映画クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者(2008)』(劇場版第16作)
『映画クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国(2009)』(劇場版第17作)
『映画クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010)』(劇場版第18作)
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦(2011)』(劇場版第19作)
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス(2012)』(劇場版第20作)
『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(2013)』(劇場版第21作)
『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014)』(劇場版第22作)
『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~(2015)』(劇場版第23作)
『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016)』(劇場版第24作)
『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ(2017)』(劇場版第25作)
『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~(2018)』(劇場版第26作)
『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019)』(劇場版第27作)
『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020)』(劇場版第28作)
『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021)』(劇場版第29作)
『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022)』(劇場版第30作)