銀幕大帝α

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オールド・ボーイ(2013)

2014年11月12日 21時22分26秒 | 洋画サスペンス
OLDBOY
2013年
アメリカ
103分
ミステリー/サスペンス/アクション
R15+
劇場公開(2014/06/28)



監督:
スパイク・リー
出演:
ジョシュ・ブローリン ジョー・デュセット
エリザベス・オルセンマリー・セバスチャン
シャールト・コプリーエイドリアン/謎の男
サミュエル・L・ジャクソンチェイニー



<ストーリー>
理由も分からないまま20年間監禁されたジョーは、妻殺害の罪を着せられていた。自分を陥れた男を捜そうとするジョーの前に監禁犯・エイドリアンが現れるが…。

おまえは誰だ?
なぜ、俺を20年監禁した?


-感想-

【リメイク作品だしネタバレ全開で書いちゃおうかな。オリジナルのネタバレもしているので要注意!】

およよっ!中々に凄いオチで悪くない作品やん!
という感想になるのはオリジナル(韓国版)を観ていない事が前提。

これはこれで壮絶なリベンジ・ムービーになっていると思うが、オリジナルを観ている私からすると、かなり評価が下がってしまう。
先ず、主人公となる監禁されるおっさんがゲス。
元妻・娘ほったらかし、電話口では元妻に対して暴言吐きまくり。
ついでに、酒をアホ程飲むのでゲロ吐きまくり。
加えて大の女好き。
スケベ親父。

そんな男が監禁先の部屋で元妻がレイプされ殺された事、娘が養子に出された事をTVニュースで知って号泣、自殺まで図ろうとする。
この時点で全く主人公に感情移入出来ない。
2人の事なんてどうでも良かったんじゃねぇのかよってね。

そして月日は流れ20年後、意味も分からず急に解放されるんだけど、おっさんは監禁された場所を突き止めてトンカチ片手に殴りこみにかかる。
この場所を特定するには毎日強制的に食べさせられていた“餃子”がキーとなるんだけれど、中華街で片っ端から色んな店で餃子を試食しては吐きまくる。
単におっさんが餃子の味を受け付けないのか、それとも出される餃子が本当に不味いのかは定かでは無いが、監禁部屋で出されていた餃子を発見した時は「ん!これだ!美味い!」と豪快に貪り食っていた。
どないやねん!て感じである。

どうでも良いが、そう云えば監禁部屋では餃子以外にもカップラーメンを食べていた。
そう、あの日本でも有名な日清のカップヌードル醤油味である。
・・・だから?

ッゴホン!
さて、前述しましたが、そのおっさんがトンカチ片手にひと暴れするのだがジョシュ・ブローリンの半端無い強さに笑ってしまうw
そこまで監禁部屋内で激しい自主トレしているシーンなんて無かったと思うのだが。
腹筋100回と、見様見真似のなんちゃって格闘練習はやってましたけれども。
だから余計にこの無茶苦茶に強いジョシュ・ブローリンに違和感出まくり。
説得力がまるで無いのよね。
ここでこの場所のボスであるサミュエル・L・ジャクソンに拷問するシーンが出てくるのだが、珍しくサミュエルの吹き替えが竹中直人じゃなかった。
どーでもいいですね、すんません。

とまぁあれよこれよと言う間に監禁依頼した人物を特定する訳なのですが、この辺はオリジナルと比べるとかなり改変されている。
父と娘がXX!!
「俺達家族は皆で愛し合ってたんだ!!」
変態ですやん、このファミリーww
オリジナルでは姉と弟が愛し合ってたんよね。
これは何となくだが許せるもの?があるけど、家族全員で愛し合ってたってのはちょっと...キモい。

まぁいいや。
で、おっさんと協力者であるマリーが恋に落ちてボカシだらけのXXをする本編で一番の重要シーン。
事実を知っている私だけに、ニヤけてしまった。
オリジナルを観ていない人には単に男女が愛し合っている姿にしか目には映らないだろうけども。
心の中で「やーっちゃった!やっちゃった!」と呟いてしまったけれども、これもオチを知っている故のほくそ笑みw
だけど、ボカシはいらん!
そうそう!監禁依頼者のお父さんがショットガンで自殺する時も頭部にボカシ入ってたんだよ!!
そういうの余計なお世話であり、だったらボカシ入れずにR18指定作品にしろよ!てかなり憤慨。

おっさんが真実を知ってしまってからのラストも大きく改変。
自分が犯した罪を償う為に改めて監禁部屋に入るってのは理解出来る。
がしかし、何故最後に笑う?
「やった!これで娘にも感づかれずに済むぜ!」
て事か?
意味分からん。

このラストに関してはオリジナルの方が遥かに良い。
3回廻ってワン!をしたからではなくww自ら舌を切り取り口を封じた。
そして、記憶を消されて、娘と再会するというオリジナルの最後の演出は本当に美しかった。
リメイクの最後に美しさを感じますか?
「は?」てしかならんだろ。

リメイク版だけを観た人はそれ相応に唖然・愕然とさせられ面白いと感じたかもしれない。
根本となる物語構成はしっかりと出来ているからね。
でも、後でオリジナル版を観てみ?
おっさんが拉致られるシーンから復讐を経て、催眠術によりまっさらな気持ちで娘に会いに行くラストまで演出に無駄が無いから。
強烈なバイオレンス描写に慄き、真実を知って驚き、そして最後には感動させられる。
オリジナルに於ける映像面・演出面の巧みさ、不意に現れるコミカルさ等、全てが素晴らし過ぎて、比べてみると全く異なる印象を持って観終えると思うよ。
敢えて言おう「オリジナルを観ずにリメイクだけで満足している人は損をしている」と。

評価:★★★☆
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メーカー:ブロードメディア・スタジオ

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関連作:
『オールド・ボーイ(2003)』(オリジナル)※評価:★★★★☆
『オールド・ボーイ(2013)』(リメイク)

ここからは未成年は閲覧禁止だよ
おっぱい観たけりゃ風呂場に居る母ちゃんでも覗いてな!
























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エエ乳してまんなぁ(ニヤニヤ)
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コメント (14)
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