DESPICABLE ME/10年/米/95分/ファンタジー・コメディ/劇場公開
監督:クリス・ルノー、ピアー・コフィン
声の出演:スティーヴ・カレル、ジェイソン・シーゲル、ラッセル・ブランド
声の出演(日本語吹替版):笑福亭鶴瓶、山寺宏一、伊井篤史、矢島晶子、芦田愛菜
<ストーリー>
月を盗む計画を立てた怪盗グルー。その計画を実現するため、ライバルであるベクター家に出入りする身寄りのない3姉妹を養女として引き取るが…。
<感想>
やべ。
ちょっとウルッてなっちゃったんですけど。
こてこてのコメディ・アニメじゃねぇんだもん。
家族愛をテーマにしたちょっぴり泣ける仄々アニメ。
家族っつうても、グルーと3姉妹に血の繋がりは無し。
スモールライトを奪うべく、グルーが孤児の3姉妹を利用する目的で里親として引き取るんだけれど、徐々に情が移ってくる。
最初こそは月泥棒計画優先で3姉妹に冷たくしていたグルーだが、遊園地に連れて行った辺りから彼の心に変化が起こり始める。
≪ワシどうしちゃったんだ?こんなガキたちにかまっている場合じゃない。でもなんだろう、妙にあの子たちが愛おしい・・・。≫
今一つ前に踏み出せないグルーの背中をポンっと押すのが、バナナ軍団ミニオン!
いや~ミニオン最高っすわww
動き一つ一つが可愛過ぎ。
ミニオン軍団の内3匹が、3姉妹の夜の寝床にやってきておもちゃをそっと渡す場面はキュンとさせられちゃう。
さり気にグルーのポケットにチケットを入れる所も良い。
キュンとさせられちゃうと言えば、3姉妹の末っ子アグネスちゃん。
もうこの子が可愛いのなんのって。
おねだりする時の表情・眼がチャーミング過ぎて目尻が下がっちゃう。
もし我が子にこんな顔されたら迷わずギュッて抱きしめちゃうやろなぁ。
声もキャラクターに合っていたのが良かったね。
って、芦田愛菜たんやんか!
声優やらしても上手いって、どんだけ天才子役やねん。
笑える箇所もしっかり用意されているんだけれど、なんかそれらが薄く感じる位、心が温かくなる話になっていて、何度も胸打たされました。
特に以下2シーン。
長女のマーゴが飛空挺から落下してグルーが決死のダイブ。
流石に万事休すか。
否、ここぞのミニオン軍団参上!
yes!Goodjob!!
そして・・・
ラストでのお休みのキス。
3姉妹に、そして最高の仲間ミニオンに。
I LOVE you。。。
オフィシャル・サイト(日本語)
関連作:
『ミニオンズ(2015)』(スピンオフ)
『怪盗グルーの月泥棒 3D(2010)』(第1作)
『ミニオンのバナナ争奪ゲーム!(2010)』(スピンオフ短編)
『怪盗グルーのミニオン危機一発(2013)』(第2作)
『怪盗グルーのミニオン大脱走(2017)』(第3作)
『ミニオンズ フィーバー(2020)』(長編)
評価:★★★☆アグネスとミニオンには★5つ!
11/06/20DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2011-03-02
メーカー:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント