表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

Trapped

2022-06-04 10:48:01 | ブルース・スプリングスティーン
Bruce Springsteen and the E Street Band "Trapped" 6/4/1981


来年のツアーのニュースに浮かれていて今月のアーカイヴ・シリーズをすっかり忘れていました。

ライヴ・アーカイヴ・シリーズ最新作は、81年の『河』の欧州ツアーから6月4日のウェンブリー・アリーナ公演が登場しました。

SETLIST
Prove It All Night
The Ties That Bind
Out in the Street
Darkness On The Edge Of Town
Follow That Dream
Johnny Bye-Bye
Jackson Cage
Trapped
Two Hearts
The Promised Land
This Land is Your Land
The River
Badlands
Thunder Road
You Can Look (But You Better Not Touch)
Cadillac Ranch
Sherry Darling
Hungry Heart
Fire
Because the Night
Racing in the Street
Backstreets
Ramrod
Rosalita (Come Out Tonight)
Jungleland
Born To Run
Detroit Medley

5月29日から始まった“ロンドン6デイズ“の5日目。千秋楽公演は既出でブート時代から超有名な音源ですが、4日の公演は初めて耳にします。昨日Facebookのオフィシャルにも書いてありましたが、4日のハイライトは15分を超える最後の「デトロイト・メドレー」ではないでしょうか。「シェイク」や「スィート・ソウル・ミュージック」を織り込んだ凄まじいテンションでグイグイ押しまくるブルースとEストリーター。現地で観ていたら失禁・失神必至です。

まだ全部は聴いていないけど、どの曲も濃厚濃密でお腹いっぱいになりそうです。

『カセットテープ・ダイアリーズ』の愛すべきナイスガイ、マットの親父はどのステージを観たんでしょうね。いずれにしても羨ましすぎます。

ちなみにウェンブリー6デイズの次、ヨーロッパ・ツアー最終地バーミンガムの初日(7日)の「明日なき暴走」と「デトロイト」にはピート・タウンゼントがギターで参加したそうです。是非聴いて(観て)みたいもんです。

このロンドン6デイズも箱に入れて全部出してください!



今回のジャケ写は個人的にイマイチです(笑)

そういえば来年のヨーロッパ・ツアー、ロンドン公演まだ発表されていないけど大丈夫かな?


Bruce Springsteen and The E Street Band Announce 2023 International Tour!!

2022-05-24 13:50:16 | ブルース・スプリングスティーン
先ほどアナウンスされたブルースとEストリーターたちの旅の日程。ワールド・ツアーという呼び名ではなく、インターナショナル・ツアーという名称なんですね。



オsフィシャルサイトによればこのヨーロッパ・ツアー(欧州はスタジアム・ツアー)の前にアメリカ・ツアー(アリーナ・ツアーらしい)が入るとか。



ヨーロッパで一度観てみたいけど、行けるのかな?

Boom Boom 5/16/1988

2022-05-07 10:23:39 | ブルース・スプリングスティーン
月に一度のお楽しみ(今月は久しぶりに『ザ・ライヴ・シリーズ』の新作が配信されたので二度目)、ブルースのライヴ・アーカイブ・シリーズ。

今回は伝説のニューヨーク(NYは8年振り)はマジソン・スクエア・ガーデン5公演の初日、5月16日の音源の登場です。

SETLIST
Tunnel Of Love
Boom Boom
Be True
Adam Raised A Cain
Two Faces
All That Heaven Will Allow
Seeds
Roulette
Cover Me
Brilliant Disguise
Spare Parts
War
Born in the U.S.A.
Tougher Than The Rest
Ain't Got You - She's The One
You Can Look (But You Better Not Touch)
I'm A Coward
I'm On Fire
One Step Up
Part Man, Part Monkey
Walk Like A Man
Dancing in the Dark
Light Of Day
Born to Run
Hungry Heart
Glory Days
Crying
Have Love, Will Travel
Tenth Avenue Freeze-Out
Sweet Soul Music
Raise Your Hand
New York, New York
In Dreams (Soundcheck)


恒例のバックストリーツ・ドットコム先出し曲は、ジョン・リー・フッカーの名曲「ブーム・ブーム」。コブシを効かせた粘っこい歌と演奏がたまりません。
Bruce Springsteen and the E Street Band "Boom Boom" 5/16/1988


そして当時ちょくちょくサウンドチェック時に演奏していた、ロイ・オービソンの「クライング」がついにセット入り!
さらに嬉しいことに、ボーナス・トラックで僕がロイの曲で一番好きな「イン・ドリームス」が入ってるではありませんか!!
この頃のブルースの敬愛する先人たちの曲(エルヴィスとか)を歌うときの、とっても優しい歌い方大好きです。もちろんこの曲も最高です。これを聴くだけでも”買い”ですよ。

『トンネル』ツアーでロイの曲を取り上げていたのは、きっと前年1987年にあの『ブラック・アンド・ホワイト・ナイト』でロイと同じステージに立って、ロイに対するリスペクトが一層高まったからなんでしょうね。

この16日~23日の伝説の5公演、千秋楽23日の音源は既出(ボーナス・トラックの「ロンリー・ティアドロップス」が素晴らしい)なので、残り3日分をまとめて箱に入れて是非リリースして欲しいです。


今回もジャケ写がカッコ良すぎるぜ!


Across The Borderline

2022-04-02 10:55:06 | ブルース・スプリングスティーン
Bruce Springsteen "Across The Borderline" 5/14/1993


月に一度のお楽しみ、ブルースのアーカイヴ・シリーズが昨夜遅く(寝る直前)配信されました。今月は『ヒューマン&ラッキー』ツアーより、93年のベルリン公演。このツアー音源は意外に少なく、このツアー4作品目。
恒例の先行公開は、ライ・クーダーの「アクロス・ザ・ボーダーライン」でした。きっとこの公演の数年前に起こったベルリンの壁崩壊にちなんだ選曲なんだと勝手に解釈しました。ウクライナからロシアが出ていったら、是非また歌って欲しいですね。

丁度30年前(92年3月31日)に発表された2枚組じゃない2枚のアルバム。何と言ってもEストリート・バンドと離れ、新しいバンド?と作った『ヒューマン』。その勢いで作った、とっても私的なアルバム『ラッキー』。あまり評判は芳しくないけど、僕は大好きです。そして何より『ヒューマン&ラッキー』ツアーは、初めて彼の地(イースト・ラザフォード)で観たブルースのショウだったので、思い入れもひとしおなんです。

個人的に思うこのツアーのハイライトは、やはり「マンズ・ジョブ」~「ロール・オブ・ザ・ダイス」に繋がるソウルフルなメドレー(ではないけど、二つで1つ)。どの音源(昔買い漁ってたブートも含め)を聴いてもたまりません。

SETLIST
Darkness On The Edge Of Town
Adam Raised a Cain
Satan's Jeweled Crown
This Hard Land
Better Days
Lucky Town
Atlantic City
57 Channels (And Nothin' On)
Badlands
Many Rivers To Cross
My Hometown
Leap Of Faith
Man's Job
Roll of the Dice
Downbound Train
Because the Night
Brilliant Disguise
Human Touch
The River
Who'll Stop The Rain?
Souls Of The Departed
Born in the U.S.A.
Light Of Day
Hungry Heart
Glory Days
Across The Borderline
Born to Run
My Beautiful Reward
Working On The Highway
Rockin' All Over The World
Bobby Jean

意外に悪くない、というかとっても良い感じだと思いますが皆さんは如何でしょう?
バックストリーツドットコムでも「93年のツアーでも最高点」という評価を付けています。



「川の向こうでの会見」2009

2022-03-05 10:38:58 | ブルース・スプリングスティーン
Bruce Springsteen and the E Street Band "Meeting Across The River" 11/10/2009


時差の都合で、どうしても日本の生活時間帯にリリースがアナウンスされない(と言っても昨日は遅くまで起きて本を読んでいましたが)月に一度のお楽しみ。
今月は2009年11月のクリーブランド、『夢』ツアーよりアーカイヴ6公演目。当時オハコ(というより流行りだった)アルバム完全再現ショウの『暴走』バージョンです。


SETLIST
Wrecking Ball
Prove It All Night
Hungry Heart
Working on a Dream
Thunder Road
Tenth Avenue Freeze-Out
Night
Backstreets
Born to Run
She's the One
Meeting Across the River
Jungleland

Waitin' on a Sunny Day
Raise Your Hand
Red-Headed Woman
Pink Cadillac
Back in Your Arms
Radio Nowhere
Lonesome Day
The Rising
Badlands
Hard Times Come Again No More
No Surrender
Bobby Jean
American Land
Dancing in the Dark
Can't Help Falling in Love
(Your Love Keeps Lifting Me) Higher and Higher
Rosalita (Come Out Tonight)

この三日後にミシガンで行われた『暴走』完全再現ショウはブートで持っていますが、ミシガンは全30曲でクリーブランドは29曲。そのうちアルバム『明日なき暴走』の8曲を除くと10曲しか被りがありません。どちらも魅力的なセットリストなので観たかったなぁ~。
当時は子育て真っ最中だったので、さすがに全部嫁さんに押し付けてアメリカにライヴを観に行くなんてことはできませんでした。返す返すも残念です。

このツアーは、今までアーカイヴ・シリーズでリリースされているだけでも『挨拶』『青春』『米国』『河』の完全再現ショウがあります。この流れが後に2016年の新『河』ツアーに繋がったと思うと、個人的にはやはり重要なツアーだったと思います。新作から殆ど披露しないのはちょっと微妙ですけど。

さて、早速ダウンロードしてそれを聴きながら仕事しよう。

予想が全く当たらないけど、来月はどのあたりが出てくるんでしょうね。楽しみです。