表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

ブライアン・アダムス仙台公演

2023-03-05 23:55:00 | Rock
突然追加された韓国公演がなければ、大傑作の最新アルバム『ソー・ハッピー・イット・ハーツ』ワールド・ツアー、記念すべき初日だったはずのブライアン・アダムス仙台公演。
途中コロナやら何やらがあり、何と2017年12月のU2『ヨシュア・ツリー』ツアー以来5年ちょっとぶりの生ライヴとなりました。
上京した19歳の頃から色々なアーティストのライヴに足を運んでいたので、それ以来半年以上もナマ体験をしなかったのは初めてでした。

しかしガマンしていた甲斐があったってもんです。その久しぶりの生ライヴは、めっちゃカッコ良い!の一言。それ以外まともな感想が思いつきません。

63歳とは思えない若々しいステージアクションと、昔とちっとも変わらない甲高いハスキーボイスで、新旧のヒット曲満載の全23曲、2時間弱のショウを駆け抜けてくれました。




オープニングはこの曲しかない!と確信していた、新作からのゴキゲンなロックンロール「キック・アス」で幕を開け、ラストの「ストレート・フロム・ザ・ハート」まで、一度も水分すら摂らず(一度もウラに引っ込まず)にステージに君臨。盟友キースさんとの息の合った掛け合いは相変わらずたまらないし、ユーモアを交えてオーディエンスを煽りまくる熟練のワザも健在。ステージ上からスマホで写真撮りまくっていましたよ。その様子が今日、ブライアンのインスタグラムにアップされていました。是非ご覧ください。

ライヴでの声出しが認められて(昔はそれが普通だったけど)大好きなブライアンの曲を一緒に歌える幸せ。日本公演初日で地方公演でもあったし、「盛り上がらなかったらどうしよう…何よりガラガラだったらどうしよう…」という心配もありましたが、全くの杞憂でした。
往年のヒット曲は言うまでもなく、特に「思い出のサマー」はブライアンの声が聴こえなくなるほど会場はヒートアップ。新作からの楽曲も大合唱だったので、ブライアンもバンドもノリノリでホントに楽しいライヴだったなぁ〜。
仙台サンプラザホールはキャパも少ないし、ステージがめっちゃ近いのでライヴハウスのような感じ(音はイマイチですが)です。アーティストとオーディエンスの距離がまるでGAエリア並みなので、そういうライヴがお好きな皆さん、是非仙台にお越しください。仙台駅から徒歩15分弱(我が家からは徒歩5分の好立地)です。東京なら最終の新幹線間に合いますよ!

東京と言えば、今回のライヴがあまりにも良かったので、諸々の状況が許されるのであれば、明後日の武道館行きたい(ブライアンといえば武道館。エリック・クラプトンの武道館公演の記録を意識しているみたいです)!!

そしてこれから行かれる方に(ご存知だとは思いますが)プチ情報を。

事前のアナウンスがなかったけど、仙台公演では物販コーナーでレコードかCDを買うと、先着順でブライアンにサインしてもらえる引換券が付いてきました。確か200枚。目の前で彼がサインしてくれるんですよ!
しかし田舎の物販はスタッフが不慣れでお客を捌ききれずに大混乱。僕は直前でゲット出来ませんでした。誰かちゃんと仕切ってくれよ。頼みます!ウドーさん!
あ、このシステムを明日からの大都会の3公演でも継続するのかはご確認ください。

さらに、公演日前日の『ベストヒットUSA』でのブライアンのインタビューでは「リクエストを受け付けるから紙に書いてきて!」って言っていたのに、残念ながらその機会は訪れませんでした。初日ってこともあったのかな。
ちなみに僕は「ワン・ナイト・ラヴ・アフェア」と「ロング・ゴーン」をリクエストするつもりで(ブルースのショウのように)段ボールにでっかく書いて持参してはいましたけど。明日からはやってくれたら一層楽しいですよね。

ブライアンのショウも10回くらい(今回まで大分間は空いちゃったけど)観ていますが、選曲やパフォーマンスどれをとっても過去一番だと断言できます。もう一度「思い出のサマー」を大声で歌いたいなぁ〜。

大阪、東京、名古屋に行かれる皆さま楽しんできてくださいね。

そしてブライアン、また(ワールドツアーの締めに)仙台にも来てね!