表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

オリビアを聴きながら

2023-05-17 00:33:00 | Pops
先程プレミア公開された、僕の初恋のヒトが歌うカーペンターズの名曲「イエスタデイ・ワンス・モア」。今から50年前1973年のテレビショウ?の映像です。

YouTubeを見ると、オリビアが歌うカーペンターズの楽曲は色々あるようだし、何故今この映像が公開されたのかは分かりませんが、特に珍しくはないのかも。

でもオリビアが歌うカーペンターズの曲には大切な思い出があります。
最後の来日公演となった2015年。そのツアー最後にオリビアのたっての希望で実現した“Pray for Fukushima”公演のときでした。
開演の相当前に会場に到着して、ロビーに入った途端(薄いホールのドアの向こうから)いとしのオリビアの歌声が聴こえてきました。ギリギリまでリハーサルをやっていたようです。

そのとき突然、オリビアの声でカーペンターズのこれまた名曲、大好きな「トップ・オブ・ザ・ワールド」が聴こえてきたではありませんか!

原曲に忠実に、そして丁寧に気持ちのこもったオリビアの歌声。フルバージョンではなかったけど、思わず泣いてしまいました。
結局本番でカーペンターズの曲が披露されることはありませんでしたが、前から2列目、ほぼステージかぶりつき(彼女までの距離1メートル!)で、時々彼女と目が合いながら観たショウは歴代のライヴ体験でも上位に入ることは間違いありません。


そして今回公開された「イエスタデイ」もオリジナルに敬意を表するかのような歌い方です。コーラスが入らない分、幾分シンプルではありますが、歌姫オリビアらしい優しい歌声が名曲を一層引き立ててくれているように感じるのは、やはり僕の初恋のヒトである贔屓目でしょうか。

『フィジカル』以前のオリビアのショウの完全版が聴いて(観て)みたいです。





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