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「子育て支援連続講座」本日は、市内の名刹「臨済宗妙心寺派 洞光院さん」での開催です。
暖かい日となったので、家からてくてく歩いて行きました。
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立派な寺門をくぐると、
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美しいお庭が。
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まるで小旅行に来たような気分になります。
「会って良かったという人も、嫌な思いをした人も、共に自分にとっては師である」
「子どもには書道、剣道、茶道、なんでもいいので『道』のつくものを身につけさせると良い」
「家族の絆のある子どもは強い」
「死を学んだ子どもは生を大切にする」
おっさまは色々な話をされ、生まれて初めて座禅の体験もさせていただきました。
「目は開けるでもない、閉じるでもない。少し前に視線を落とす」
私は日頃、目は大きく見開くか、閉じるかのどちらかしかしていないことに気づきました。
それでは深いものを見落としてしまう。
少し先に視線を落とすことで、やっと見えてくるものがあるのを、私は今日初めて知りました。
とても良い経験でした。
寺の中も案内していただきました。
学生時代、木曽田立の「禅東院」という山の上にあるお寺で、毎年夏休みに1週間ずつ合唱団の合宿をしていました。
本堂にピアノがあり、そこで毎日山を見ながら歌って、夜になるとそこに布団を敷いて寝るのです。
仏様の裏の位牌の置いてあるところに布団が仕舞ってあって、そこへ取りに行くのが怖かった。
食事は全てお庫裏様の手作りで、本当においしかった。
ピンとした空気の中で過ごす気持ちの良さ。
そこでの音楽。
友との語らい。
私の身体と心の一つのピースを作ってくれたことは間違いありません。青春の大事な思い出です。
本堂に座っていると、そんなことを思い出しました。
「いつも寺に人が集まることを夢見ていた」とおっさまはおっしゃり、歌舞伎、オペラの会、子どものための七夕会などもされているそうです。
機会があれば、思い切って行ってみたいなと思いました。
今日は一日中背筋を伸ばして過ごせたように思います。
ありがとうございました。