しましまのドレミ・カフェ

家のしつらい、音楽、おいしいもの、庭遊び
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そこを通るんだ

2023-09-07 22:30:00 | 旅行



「ロシアの上空飛べないなら、どこ通るの?」
と出発前、よく聞かれていた。






よくこんな狭いところを。

この日は「気流を配慮して」との事で、白線のようにロシアとアメリカ大陸の狭い隙間を通り、北極海の上を飛ぶというコースだった。


昔、新婚旅行でヨーロッパに行った時は冷戦時代で、やはり当時のソ連の上を飛ぶ事ができなかった。

アラスカのアンカレッジ(一応USAの州)で給油して、乗客も短時間降りて休憩した。

窓の外は暗くて寒そうだと思ったことを覚えている。




今回自分は通路側の席で、周りは外国人ばかり。

お陰で気を遣う事もなく、意外によく眠る事ができた。

日本人がいた方が、何となく気を遣いあってしまうように思う。

びっくりしたのは、食事の寂しい事。
安い席だからご馳走は望まないけど、食の細い自分でも「え、こんだけ」と思う内容だった。

箱が二つ。

中華風の温かいおかずとご飯。
肉はなくて、野菜の中に厚揚げのかけらのようなものが混じるだけ。
小さなサラダ。
チョコレートがひとつ。

それだけ。





到着前の朝も同様。
箱は一つ。

ラタトゥイユのような煮た野菜。
くたくたのほうれん草。
たくさんのジャガイモのフライ。

おしまい。

パンやヨーグルトでも付くかと、みんな食べるのを待っていたがそれもなく、仕方なくみんな食べ始めた。

座って寝てるだけだからいいんだけど、こんな機内食は初めてで、びっくりした。

以前同じフィンエアーで、成田からヘルシンキへ飛んだ時は普通だったんだけどなぁ。




これね。2017年に乗った時の食事です。
違いといえば、今回関空からだったが、流石にそれは関係ないよね。




ヘルシンキでEUに入国。
ちょっと並んだ。


乗り換える時に、カフェで豪華なサンドイッチを購入した。

美味しかったけれど、円安をイヤというほど実感。高いわ💦





ヘルシンキ空港で「もうすぐみたい」と息子からLINE。

ブダペスト空港に着いたら「生まれた」と入っていた。

逆子が治らず帝王切開になったのは、この息子の時と同じだ。

おめでとう。
可愛くて小さい家族。





ブダペストではちょうど世界陸上をやっていて、空港もとても混んでいた。

今回のオペラセミナーには門下生が20人弱参加したのだが、なんと現地集合。

・前日にウィーンから入った人。
・ルフトハンザでフランクフルトから入った人。
・エミレーツでドバイから入った人は、乗り換えにかなり時間がかかっていた。
(自分も初めは成田からエミレーツを使うつもりだった)
・そして自分たちのように、フィンエアーでヘルシンキから入った人。
・ブリティッシュでイギリスから入った人。
・前日にウィーンに入り、人と合流して電車でブダペスト駅に入った人もあった。この人たちはブダペスト駅から空港までタクシーだったかと思う。

オペラセミナーが終わったとき、帰りもそうだった。

バラバラの日程で、後の行程の楽しみ方、滞在都市もバラバラ。

留学経験、仕事の出張などで旅慣れている人もあったが、飛行機のチケットも、ホテルもみんなネットで取ったり、変更できる時代。

全員がちゃんと集まって、ちゃんと帰っている。(まだ一部留学中の人もいるが)

すごいなー、できるんだなーと思った。





ブダペストの空港には(コンビニよりは少し大きいくらいの)小さなスーパーがあって、人を待っている間にぶらぶらした。




この国でも、夏野菜が並んでいた。
ハンガリーの通貨はフォリント。
ユーロを使わない国の一つだ。

ユーロ圏よりお値打ち感あった。
必要なものしか買わなかったけど。


冷凍食品もあった。




飲み物も。



「アサヒスーパードライ」もあった🍺


オーケストラがバスを用意してくださり、今回のセミナーの舞台、ブダペストから東へ1時間ほどの「ソルノク市」へ向かった。




コメント (8)
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