しましまのドレミ・カフェ

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グローリア・ミサ

2021-11-26 21:52:00 | 音楽



夕方から美容院へ。

窓際に背が高くてお洒落なクリスマスツリーが煌めいていた。




美容院へ行く途中、車でFMを付けていたらオペラがかかっていた。


甘美な感じは何となくプッチーニかなぁと思って聞いていたら、最後に有名な旋律をオケが奏でて「トスカ」とわかった。

タイトルロールはネトレプコで、2020年の12月にウィーンで演奏されたものだった。
大変な時に演奏したのだと思う。


以前ローマに行った時に、知らずにその舞台となったサンタンジェロ城を訪ねていた。
それを思い浮かべながら聞いた。


恥ずかしながらトスカはお稽古したこともないし、実際の舞台を見たこともない。


私の声に合うかわからないが稽古はしてみたくなり、上演された時は見に行ってみたくなった。


やっぱりオペラはいいな、と思う。




オペラが終わると、「残りの時間にオペラではないプッチーニの曲をやります」と解説者が言う。

ミサだ。

曲が始まった。

それは合唱団で歌ったことのある「ミサ・ディ・グローリア」だった。



ミサ曲といっても、プッチーニらしいというか、本当に華やかだ。


美しいメロディ。
ワクワクする躍動感。
技巧も凝っている。


という曲たちが次々に現れる。

魅力あふれる曲だ。


車の中でも思わず口ずさんでしまうし、一緒に歌った友人たちの顔が浮かんでくる。






美容院に着いてしまっても、まだ予約時間まで少しあったので車の中で聞いていた。


「クレド」が始まったところで予約時間になってしまい、車を降りたので、聞けたのはそこまでだった。


多分ウォークマンに入れてあるから、久しぶりに聞いてみようかな。




そして帰りの車では、ピアノ曲をやっていた。

不勉強な自分には自信なかったが、曲間の解説を聞くと予想したベートーヴェンとわかって、ちょっと自信を持ってしまった。


ピアノ曲はあまり聞かないんだけど、今夜のピアノは沁みたなぁ😊


心の中に音楽が満ちてきた。
幸せなひとときだった。



家に着いてから、楽譜を出してきて見てみた。
懐かしい書き込みもあるし、広江先生の作り出す音楽の流れが蘇る。


先生と合唱団に育ててもらったのだなと、改めて感謝の念が湧いてきた。


音楽をやりたい気持ちが、やっと心に満ちてきた。


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