群雄割拠の大食いの世界に2005年、突如として現れたスター、ギャル曽根。
テレビ東京の「元祖!大食い王決定戦」で初めて見た時、なんて綺麗な食べ方をする子なんだろうって感心したことを覚えてる。
見た目は派手でメイクも当時はやりのいかにもギャル。
でも、育ちがいいのか親がうるさかったのか、この子の食べ方はとても綺麗。
そのギャップに驚いた。
いかにもって格好の不良少年が雨の日に捨て猫に傘を渡してるとか、色気ムンムンなキャバ嬢みたいな格好してる女の子が英語ペラペラだったとかと同じく、ただの大食いタレントだと思ったギャルが、綺麗に美味しそうに食する姿にギャップを感じた。
先入観は目を曇らす。
人は見かけで判断してはいけません。
つくづくそう思う。
それまでの大食いといえば、噛まない、流し込む、詰め込む。とにかく時間内に完食するために飲み込むといった感じが多かったのだが彼女は違った。
どんな料理でも、皿の端から綺麗に食べ、次々と食していく。それがチャーハンであろうと餃子であろうと蕎麦であろうと肉であろうと。
その食べ方には気品が漂うくらいだ。
大食い選手権やギャル曽根のことはこのブログで以前にも書いたことがあるが、今回ある番組を見て、あらためて「なるほど! そうだったのか!」と合点がいった。
【人生最高レストラン】
チュートリアルの徳井義実がMCを務め、芸能界などの著名人の「これが最高だ!」ってお店の料理を紹介する番組。
数あるグルメ番組のように、芸能人がお店に来訪して食べてコメントすることもなければ。お店を紹介する番組でもない。
毎回ゲストの思い出エピソードを交え、最高の一品(大抵3つ)を、ただ映像で紹介するだけの番組。
この番組はケンミンショーのようにスタジオで出席タレントがその料理を食べることもない。
そのお店に直接タレントが行って食するわけでもない。
だいたい人が食ってるとこを見ても羨ましいだけで、腹が満腹になるわけでもないからな。ましてやそのコメンテーター(大抵コメディアン)の「おいしい〜」とか「ん〜!」なんてお約束のリアクション&コメント映像を見てもうんざりするだけだ。
この番組はそれらと違い、ゲストの「これ」って一品を映像だけで紹介するトーク番組。
なので結構好きで毎週見てる。
今回(1月26日)放送回のゲストはギャル曽根。
多分大食いタレントがゲストなのは今回初めてではないかな。
ギャル曽根の語る食へのこだわり。
その背景にはやはり母親の躾があった。
食べ方や食のありがたみ、美味しいものを美味しくいただく。そして母への感謝。
そんなギャル曽根のトークを聞いて「あぁ、なるほど」と納得した。
さらに驚いたのは彼女のトークのうまさ。
大食いタレントというとただ単にいっぱい食べれる、驚くスピードで料理を平らげる、っていうところが何かとクローズアップされるのだが、彼女はトークがうまいのだ。そこらのただ単に大食いができるタレントや食通を気取ったグルメタレントとは大違い。
紹介する料理の解説っていうのか、紹介というのか、実にうまい。
料理の「ここ」ってツボを押さえた解説は、かなりの高スキルだ。
今回はふかひれラーメン/フカヒレご飯/鶏あんかけご飯など、鶏白湯スープをベースに料理を提供するお店や、三種のふぐ料理/のどぐろの炊き込み御飯が絶品のお店を紹介してたが、これらを美味しそうに語る彼女。
聞いてるだけで「行ってみてぇ」「食べてみてぇ」って思わせる絶妙のトーク。
どこかの「まいう〜」とか「なんとかのなんとかやデェ」と違って、実に美味しそうに語るのだ。
箸の使い方も和食の作法さえまともにできない安物タレントのグルメレポートなんて、彼女の足元にも及ばない。
今回の番組では彼女が食べるシーンは一切なかったが、まるで真夜中の通販番組の紹介のように、
「今すぐ予約を」「お電話番号はこちら」「真夜中ですのでおかけ間違えのないように」「数に限りがございます」「今ならこれもお付けして」
そんな言葉が付けられてもおかしくないくらいの、美味しそうに料理を語るギャル曽根に見入ってしまった。
彼女は綺麗に美味しく食べていく。彼女トークもうまい。さらに彼女はたくさんの量を食べれる。
これで番組一つ作ってみないか。
【孤独のグルメ】の松重豊さんの食べっぷり&独り言にも通じる。
パクパク食べるギャル曽根、美味しそうに食べるギャル曽根。そして彼女のグルメコメント。これだけで番組ができるはずだ。
深夜なら間違いなく「飯テロ」になるのは間違いない。女版孤独のグルメ。どうだ、テレビ東京さんよ、一本作ってみないか?
武田梨奈がお酒とともに一品を美味しくいただく「ワカコ酒」の対極でどうだ。
アメリカで行われてるホットドックやハンバーガー早食い・大食いコンテストでは、まるで餌のように食材を押しつぶし詰め込んでいく。
見ていて、「これでは味もへったくれもないなぁ」って思うのだが、ギャル曽根の食い方は違う。とにかくよく食べるのだが、綺麗に、そして美味しそうにたいらげていくのだ。
日本の大食い番組では女性が大食いするものは受けるが、男性版はそうでもない。太った男が汗をかきながらムシャムシャ食っててもおいしそうに見えないしね。
その点女性なら「こんなスレンダーな子が?」とか「どこにそんなに入るんだ?」って思ってしまうもんな。男女平等とか、性別偏見とかそんなこと関係なしに、やはり可愛い女の子がパクパク食べる姿って男は好きなのよ。これが偏見だっていうのもわかって書いてる。でも、そうなんだもの。仕方ない。
男はパクパク食べる女が好き。
一緒にご飯食べに行って、全然食べない子だと、また一緒にご飯に行こうって気にもならない。(こちらの懐を心配されてるのか?とも思う)
実際俺もモデルと付き合ってるときに、食事に行ってガッカリしたことがある。こっちが肉をガッツリ食ってる前で彼女はサラダをちまちま食べていた。虫か?って思ってしまったよ。
ダイエットだ、糖質制限だって、わからなくはないけどさ。暴飲暴食じゃなければそんなに気にしないでいいと思うのだけどね。
ギャルに見えて大食いなのに綺麗にパクパク美味しそうに食べる女の子。
太ってもないのにカロリー気にしてあんまり食べない女の子。
人は見かけで判断してはいけません。
美味しいものを美味しくいただく女の子は、世間の男はほっときません。
ギャル曽根を見てあらためてそう思う。
テレビ東京の「元祖!大食い王決定戦」で初めて見た時、なんて綺麗な食べ方をする子なんだろうって感心したことを覚えてる。
見た目は派手でメイクも当時はやりのいかにもギャル。
でも、育ちがいいのか親がうるさかったのか、この子の食べ方はとても綺麗。
そのギャップに驚いた。
いかにもって格好の不良少年が雨の日に捨て猫に傘を渡してるとか、色気ムンムンなキャバ嬢みたいな格好してる女の子が英語ペラペラだったとかと同じく、ただの大食いタレントだと思ったギャルが、綺麗に美味しそうに食する姿にギャップを感じた。
先入観は目を曇らす。
人は見かけで判断してはいけません。
つくづくそう思う。
それまでの大食いといえば、噛まない、流し込む、詰め込む。とにかく時間内に完食するために飲み込むといった感じが多かったのだが彼女は違った。
どんな料理でも、皿の端から綺麗に食べ、次々と食していく。それがチャーハンであろうと餃子であろうと蕎麦であろうと肉であろうと。
その食べ方には気品が漂うくらいだ。
大食い選手権やギャル曽根のことはこのブログで以前にも書いたことがあるが、今回ある番組を見て、あらためて「なるほど! そうだったのか!」と合点がいった。
【人生最高レストラン】
チュートリアルの徳井義実がMCを務め、芸能界などの著名人の「これが最高だ!」ってお店の料理を紹介する番組。
数あるグルメ番組のように、芸能人がお店に来訪して食べてコメントすることもなければ。お店を紹介する番組でもない。
毎回ゲストの思い出エピソードを交え、最高の一品(大抵3つ)を、ただ映像で紹介するだけの番組。
この番組はケンミンショーのようにスタジオで出席タレントがその料理を食べることもない。
そのお店に直接タレントが行って食するわけでもない。
だいたい人が食ってるとこを見ても羨ましいだけで、腹が満腹になるわけでもないからな。ましてやそのコメンテーター(大抵コメディアン)の「おいしい〜」とか「ん〜!」なんてお約束のリアクション&コメント映像を見てもうんざりするだけだ。
この番組はそれらと違い、ゲストの「これ」って一品を映像だけで紹介するトーク番組。
なので結構好きで毎週見てる。
今回(1月26日)放送回のゲストはギャル曽根。
多分大食いタレントがゲストなのは今回初めてではないかな。
ギャル曽根の語る食へのこだわり。
その背景にはやはり母親の躾があった。
食べ方や食のありがたみ、美味しいものを美味しくいただく。そして母への感謝。
そんなギャル曽根のトークを聞いて「あぁ、なるほど」と納得した。
さらに驚いたのは彼女のトークのうまさ。
大食いタレントというとただ単にいっぱい食べれる、驚くスピードで料理を平らげる、っていうところが何かとクローズアップされるのだが、彼女はトークがうまいのだ。そこらのただ単に大食いができるタレントや食通を気取ったグルメタレントとは大違い。
紹介する料理の解説っていうのか、紹介というのか、実にうまい。
料理の「ここ」ってツボを押さえた解説は、かなりの高スキルだ。
今回はふかひれラーメン/フカヒレご飯/鶏あんかけご飯など、鶏白湯スープをベースに料理を提供するお店や、三種のふぐ料理/のどぐろの炊き込み御飯が絶品のお店を紹介してたが、これらを美味しそうに語る彼女。
聞いてるだけで「行ってみてぇ」「食べてみてぇ」って思わせる絶妙のトーク。
どこかの「まいう〜」とか「なんとかのなんとかやデェ」と違って、実に美味しそうに語るのだ。
箸の使い方も和食の作法さえまともにできない安物タレントのグルメレポートなんて、彼女の足元にも及ばない。
今回の番組では彼女が食べるシーンは一切なかったが、まるで真夜中の通販番組の紹介のように、
「今すぐ予約を」「お電話番号はこちら」「真夜中ですのでおかけ間違えのないように」「数に限りがございます」「今ならこれもお付けして」
そんな言葉が付けられてもおかしくないくらいの、美味しそうに料理を語るギャル曽根に見入ってしまった。
彼女は綺麗に美味しく食べていく。彼女トークもうまい。さらに彼女はたくさんの量を食べれる。
これで番組一つ作ってみないか。
【孤独のグルメ】の松重豊さんの食べっぷり&独り言にも通じる。
パクパク食べるギャル曽根、美味しそうに食べるギャル曽根。そして彼女のグルメコメント。これだけで番組ができるはずだ。
深夜なら間違いなく「飯テロ」になるのは間違いない。女版孤独のグルメ。どうだ、テレビ東京さんよ、一本作ってみないか?
武田梨奈がお酒とともに一品を美味しくいただく「ワカコ酒」の対極でどうだ。
アメリカで行われてるホットドックやハンバーガー早食い・大食いコンテストでは、まるで餌のように食材を押しつぶし詰め込んでいく。
見ていて、「これでは味もへったくれもないなぁ」って思うのだが、ギャル曽根の食い方は違う。とにかくよく食べるのだが、綺麗に、そして美味しそうにたいらげていくのだ。
日本の大食い番組では女性が大食いするものは受けるが、男性版はそうでもない。太った男が汗をかきながらムシャムシャ食っててもおいしそうに見えないしね。
その点女性なら「こんなスレンダーな子が?」とか「どこにそんなに入るんだ?」って思ってしまうもんな。男女平等とか、性別偏見とかそんなこと関係なしに、やはり可愛い女の子がパクパク食べる姿って男は好きなのよ。これが偏見だっていうのもわかって書いてる。でも、そうなんだもの。仕方ない。
男はパクパク食べる女が好き。
一緒にご飯食べに行って、全然食べない子だと、また一緒にご飯に行こうって気にもならない。(こちらの懐を心配されてるのか?とも思う)
実際俺もモデルと付き合ってるときに、食事に行ってガッカリしたことがある。こっちが肉をガッツリ食ってる前で彼女はサラダをちまちま食べていた。虫か?って思ってしまったよ。
ダイエットだ、糖質制限だって、わからなくはないけどさ。暴飲暴食じゃなければそんなに気にしないでいいと思うのだけどね。
ギャルに見えて大食いなのに綺麗にパクパク美味しそうに食べる女の子。
太ってもないのにカロリー気にしてあんまり食べない女の子。
人は見かけで判断してはいけません。
美味しいものを美味しくいただく女の子は、世間の男はほっときません。
ギャル曽根を見てあらためてそう思う。
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