一体芸能界、何が起こってるんだ。
竹内結子が自殺したらしい。
例によって有名人の自死については、WHOのガイドラインや厚生労働省のなどのマニュアルに沿って曖昧にしか報道しないから、イマイチどんな状況でどうやって亡くなられたのかがよくわからない。
かえって推測がSNSで飛び交ったり、「らしい」とか「関係者の話によると」とか出所不明の記事が出回ってしまうからこれはこれで問題のような気がするけどなぁ。
1月に第二子を出産されたばかりで、「産後うつ」だったのではとか言われてる。
ちょうどその頃から猛威を奮い始めた新型コロナの影響で、芸能・演劇・映画界は舞台も撮影もことごとくスケジュールぶっ飛んでしまった。
いろんな俳優さんが「スケジュールが真っ白になった」とか「売れてない頃を思い出して不安になった」とか嘆いてた。あの今、引っ張りだこの菅田将暉君でさえ「やることなくてヒゲ伸ばしてみたりボーっとしてました」って言ってたもんね。
そういうのも原因にあったのかなぁ。
前夫、中村獅童が酒気帯び運転で捕まったり不倫が発覚したりした際、速攻で親権もぎとって離婚し、そのあと中林大樹と結婚して子供も授かって・・・。端から見りゃ仕事も順調で家庭も円満でって感じなんだけど、本人の中には何かあったんだろうね。
三浦春馬くんの時も、芦名星さんの時も、それが何かはわからない。
そもそも俺は竹内結子という女優をあまりよくわかってない。
演技が上手いと思ったこともそれほどないし、この人が出てるから観ようと思うこともない。(なかった)
木村佳乃さんとなぜか俺の中でごっちゃになっていて、時々間違えるくらいだ。NHK大河ドラマ真田丸の時もどっちがどっちだって感じ。(木村佳乃は信繁の姉の松、竹内結子は茶々〜淀君)
映画『黄泉がえり』はすごくいい映画だが、草なぎくんの演技とRUI(柴咲コウ)の歌の方に気を取られて、竹内結子の演技はよく覚えていない。印象に残ってるのは最後抱きしめたら消えてしまったシーンくらいだ。
あと、やたらジャニーズタレントと共演してる女優ってイメージ。(以前もこれ書いたな)
『ムコ殿』(長瀬智也)/『白い影』(中居正広)/『ガッコの先生』(堂本剛)/『プライド』『A LIFE〜愛しき人〜』(木村拓哉)/『薔薇のない花屋』(香取慎吾)/『夏の恋は虹色に輝く』(松本潤・・・。
香里奈や広末涼子と同じく、ジャニーズと共演が多い。安全と判断されてたのかな。
TV『かもしれない女優たち』は面白かったな。
竹内結子、真木よう子、水川あさみの3人の女優が本人役で登場し、自分自身のターニングポイントで「もし違う道を選んでいたら?」果たしてどんな人生を送っていたのかを演じた。バカリズム脚本のいいドラマだった。
TV『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』。
以前にこのブログでボロカス書いた記憶があるが、めっちゃおもんないドラマだった。上記と同じく水川あさみも出てたのだけどね。バカリズムも出てたけど、この人は脚本だけでいいな。役者には向かんな。
TV『ストロベリーナイト』
これは竹内結子のヒット作と言っていいのではないかな。続編の二階堂ふみが主演した『ストロベリーナイト・サーガ』はなんじゃそりゃって出来だったけど。(2話目以降見ていない)中谷美紀『ケイゾク』、篠原涼子『アンフェア』と並ぶサスペンスドラマだ。
竹内結子の訃報が流れてから、どの報道番組もタブロイド紙もネットニュースも、やたら『黄泉がえり』とか『いま、会いにゆきます』ばかりを褒めちぎってる。
っていうか他の見てないんじゃないの?って邪推してしまう。なんかネットで検索して適当に拾い集めて記事にしてない?って感じ。
以前、某有名女優さんが「せっかくのインタビューなのにみなさん当たり障りのないことや同じことばかり聞かれる」「インタビュアーの方が予備知識なさすぎて困る時がある」とおっしゃられてた。
インタビューする相手のことを知らなすぎ。勉強不足ってのは毎回思う。
今までの活動、作品、言動などの予備知識が全然ないから、誰も彼も同じような質問と同じような内容。
そりゃ、沢尻エリカも「別に・・・」って答えるわ。
竹内結子の直近の映画出演作、映画『コンフィデンスマンJP』のことなんかは報道しにくいのだろう。
前回のロマンス編に続きプリンセス編もヒットしたけどさ、これには三浦春馬くんも出てるし、不倫問題で騒がれた東出昌大や小出伸也も出てるからね。扱いづらいのかもしれない。
でもさ、どこも映画『ゴールデンスランバー』のことを取り上げてないのが不思議。
『半沢直樹』の続編がまたも大ヒットしたのだから、映画『ゴールデンスランバー』のこと絡めて報道したらいいのにって思うのだがなんでだろ。
『ゴールデンスランバー』は伊坂幸太郎の原作を実写化した、堺雅人主演の秀逸なサスペンス映画だ。
マスコミの印象操作によって首相暗殺の犯人に仕立てられた堺雅人が、逃げながら真実を追う、宮城県仙台を舞台に繰り広げられるサスペンスだ。
元恋人役で竹内結子は出てる。今は違う人と結婚して子供もいる設定。
そしてこの映画には他に、香川照之、柄本明、滝藤賢一が出てる。そう「半沢直樹」の大和田常務、箕部幹事長、そして今回はインドネシア出張ということで出てこなかったが同期の近道直弼だ。
これだけ出てれば話題性としては十分のはずなんだが、なぜか話題に全然上がらない。
記者やライターが観てないのかな。
BEATLESの楽曲「GoldenSlumber」をタイトルにし、ケネディ大統領の暗殺犯とされてるオズワルドを絡めて作られたこの作品、音楽は斉藤和義が担当してる。
伊坂幸太郎と斉藤和義といえば、『アイネクライネナハトムジーク』でもコンビを組んでる。この映画の主演は三浦春馬だ。だからタブーなのか。
ちなみにこの『ゴールデンスランバー』には劇団ひとりも出てる。彼も竹内結子と長らくサッポロ一番のCMをやってきた。
色々盛りだくさんなんだが、全然話題に上っていない・・・。不思議だ。
まぁそんなことはどうでもいい。
マスコミよ、竹内結子さんの死の原因や、状況など、根掘り葉掘りほじくり返すなよ。
メディアよ、あれこれ推測で書くなよ。家族、近所の人、関係者、コメント取ろうとするなよ。実在する人しない人ひっくるめて色々書くなよ。
世の中には知らなくていいこともあるのだ。
SNSや個人の発信、こればかりは止めれないけど、中村獅童のブログとかに誹謗コメント入れるのはどうなのよって思う。人として恥ずかしいよ。
ウェルテル効果(Werther)とパパゲーノ効果(Papageno)。
どうか連鎖などありませんように。
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