なんかアレだな、最近暑かったり寒かったりでわけわかんねえな。俺そういうのですぐ体調壊すからさ。意外ってなんだよ、俺ぁ繊細なんだよ。気温っていやあほらアレだ、地球温暖化ってやつ。このまま地球の気温が上がり続けると南極の氷が溶けるだの、生態系が狂って多くの生き物が死ぬだの言ってるけどさ、そんなことより氷河期だよ、氷河期。地球は周期的に氷河期を迎えてるだろ。氷河期があって、そのあとに割とあったかい間氷期ってのがあって、しばらくすっとまた氷河期が来るわけだ。でよ、今は間氷期なんだよな。だからいつになっかはわかんねえけど、いずれ必ずまた氷河期が来るわけよ。絶対だ。氷河期は避けらんねえ。そうなったらお前、温暖化なんて言ってられなくなるぜ。むしろガンガン熱出して地球あっためねえとみんな死んじまうよ。まあトランプみてえなさ、「温暖化はデタラメだ」なんてのはちょっと言い過ぎだとは思うよ。多少の事実誤認はあるのかもしれねえけど、環境に配慮する心掛けは大切だからな。だから温暖化対策に取り組んでる連中を全否定するのも間違ってると思う。ただ、もっと長期的なスパンで考えねえとな。ちょっと気温が上がりましたから、じゃあ下げましょうってんじゃちょっとな。人為的な気候変動より自然に起こる変動のほうがずっと大きいんだから。きたる氷河期に備えて地球をあっためる手段を考えておいた方がいいと思うな。
それに関連して言うと生物保護もそうだよ。人間の乱獲や環境破壊のせいで多くの生物種が死に絶えてきたし、今も絶滅の危機にさらされてるって言うけどよ、いや、たしかにそりゃその通りなんだけどよ、氷河期が来てみろよ、人間が何もしなくても今生きてる生物ほぼ絶滅だよ。なんかさ、生物保護の語り口ってのがさ、ちょっと現実とズレてるっつうかさ、「種が滅びるのはみんな人間のせい」って言わんばかりなんだよな。だってよ、ほらシーラカンスって奴いるだろ。そう、生きた化石。なんであいつが生きた化石っていうのかっつったらさ、長いこと絶滅しないでいられるのが珍しいからだろ。古生代だっけ、誕生したのは。3億か4億年前だな。人間が誕生する前から生物ってのは新種が生まれたり滅んだりを繰り返してきたわけだ。何が原因として大きいのかっていったら環境変化だな。気温の上下、海の誕生、酸素濃度の変化、植物の増減。それらの変化に適応できないやつらが滅んできたわけだよ。そんなことはわかってるって?うん、みんな知識としてはそれぐらい知ってるわな。でもちゃんとわかってんのかって思うよ。ほうっておいても環境が変化すりゃあ滅びちまうのによ、生物が死に絶えんのはまるで人間だけの責任だ、みたいなさ。シーラカンスみてえな長く生きてるほうが少数派なんだぜ。環境が変化すりゃあ死んじまう奴らもいるけどよ、その変化に適応する形で新しく誕生する種もいるわけでさ、地球っていうのがそういうダイナミズムで成り立ってんだから、そういう栄枯盛衰はしょうがねえだろ。それがイヤなら地球に「環境変えんな!」って文句言うしかねえよ。
でさ、氷河期だよ。このまま自然な成り行きに任せておけば、氷河期の到来とともに寒さに強い生物以外は絶滅だ。だけどよ、人間が燃料燃やして氷河期に対抗して今くらいの気温を保つことができれば、もしくは地下シェルター作ってそこに他の動植物とともに避難すりゃあよ、絶滅は免れるわけだよ。つまりさ、人間は自分達の暮らしを快適にするために好き勝手環境破壊してきたっていうけどさ、たしかにそりゃその通りだし、そのせいで滅んじまった生き物もいるんだけどさ、その好き勝手自然を汚してきた結果として蓄積された人間の科学技術ってのがあって、その技術こそが他の動植物を絶滅の危機から救うことができる唯一の可能性ってことになるんだよ。な?皮肉だと思わねえか?皮肉っつうか、人間が自分達の可能性に気付いてなかったってことかな。自分たちゃ悪いことばっかしてるんだって、ずっとそんなことだけ考えてきて、自分達こそが他の生き物の救世主になれるっていう、そこんところの潜在力に気付いてなかったんだな、うん。まあだからって今までの環境破壊が全部チャラになるかっつったらそれは違うだろうし、氷河期が来るまでの間にもできるだけ生物保護には取り組むべきだろうけどな。
でもさらに長い目で見りゃ、いずれ地球は太陽に吸い込まれちまうんだけどな。そうなったらもう人間の保護も関係ねえ。お陀仏だ。ただその頃にゃあ地球脱出して他の星に住めるようになってるかもしれねえ。でもそれでも宇宙もいずれ無くなるんだけどな。宇宙の外にも脱出できるようになるのかな。見てみてえなあ、宇宙の外側。
あ、あとAIな。そのうち仕事のほとんどはAIに奪われるっていうけどさ、なんでみんなそんなに悲愴になるのかね?「奪われる」って言い方がねえ・・・。かわりに働いてもらうってことだろ?面倒な仕事押し付けて楽できるってことだろ?俺ぁさ、はやく働かなくていい世の中にならねえかなってずっと思ってたよ。働きたくねえもん、だって。ロボットがなんでもみんなやってくれる、ドラえもんみてえな世界を夢見てたよ。働かなくていいなんて、こんなハッピーなことないと思うけどなあ。みんなそんなに働くの好きなのかね。日本人の前世は蟻なのか?俺ぁコバンザメだな。バカ、ナマケモノは違うだろ。あいつはな、怠けてんじゃねえんだ、ただドンくさいだけなんだよ。人間には怠けてるように見えるかもしれねえけどよ、あいつはあいつで精一杯やってんだよ。
あ、お金の問題?仕事がしたいってことじゃなくて、収入がなくなるのが困るってこと?でもそりゃあさ、AIのアガリ頂戴すればいいだけだろ。AIってのは動力となるエネルギーと、定期的なメンテナンス以外ではお金使わないだろ。そうすっとAIが創出した利益が結構な額うまれるよな。純利益っつうのか?で、順当に考えればその利益はAIの勤め先とAIを開発した企業で折半することになるだろうけど、それじゃああまりにそいつらのぼろ儲けになっちまうから、国がAI税とか、何かしらの名目でその利益を吸い上げて、ベーシックインカムみたいな形で国民に分配すると。そうすりゃほら、働かなくても生きていける世界の出来上がりだ。なっ、ハッピーだろ?
ああ、たしかにな、そんなパラダイスじゃなくて、人間がAIに支配される世の中になっちまうかもしれねえよ。でもなあ・・・。そうなったらなったで、しょうがなくねえか?人間なんてほっといたらロクなことしねえんだから、しょっちゅう争ってよ。AIに支配してもらったほうがよっぽどマシじゃねえかって気もするよ、俺は。人間はとにかく新しいもの創り出さずにはいられねえんだからさ、この流れは止められねえだろ。だったらもう、なるようにしかならねえよ。歴史の行く末に身を任せるしかねえよ。
うん、そうだな、支配されるならまだマシなほうで、AIが人間を有害と見做して攻撃してくるかもしれねえな。で、滅ぼされると。でもやっぱ、それもしょうがねえよ。AIのほうが人間よりアタマ良いわけだろ。だったらAIが地球の支配者のほうが、環境とか他の生き物のこととか、配慮もより行き届くだろうし、戦争みたいな馬鹿なマネもしねえよな、多分。だからもう潔くAIに滅ぼされましょうや。いや、これってひとつの進化なのかもしれねえよ。進化の法則でさ、新しく誕生した種が、それまでの種よりも優れていた場合、古いほうが滅ぼされたりするだろ。俺ら現生人類がかつてクロマニヨン人を滅ぼしたみたいにさ。それと一緒でさ、AIは人間から派生した新たな生物種、人間の進化系なんだよ。だから古いほうの現生人類は滅ぼされると。まあでも殺されるときにはせめて「お前たち、俺らをロクでもないっつってるけど、お前らはそのろくでなしから生まれたんだぞ」って嫌味のひとつくらいは言ってやるべきだな。
さっき宇宙もいつかなくなるって話したけどよ、終わりがくるときゃくるんだよ。今俺たちゃこうやって生きてっから絶滅しないように何とかしなきゃってなるだろ。滅んだら困るって思うだろ。でもよ、実際に滅んでみろよ。誰が困るんだ?誰もいないんだから誰も困らねえだろ。生きてるから困るんであってさ、死んじまったら困るもなにもねえよ。最初から何もなかったのと同じだ。まあ地球侵略を企んでたエイリアンが悔しがるくらいかな。
いずれにせよなるようにしかならねえよ。しょーがねーしょーがねーしょーがねーしょーがねー。・・・何それって、昭和こいるだよ馬鹿野郎。そんなことも知らねえのか。あーあ、昭和のいる・こいるの漫才もう見れねえのかな・・・。また見てえな。あした順子・ひろしも惜しいよな。せめて中田カウス・ボタンを噛みしめようや。え?ヤクザの話なんかしてねえよ!漫才師!!
オススメ関連本・鈴木健『なめらかな社会とその敵――PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論』勁草書房
それに関連して言うと生物保護もそうだよ。人間の乱獲や環境破壊のせいで多くの生物種が死に絶えてきたし、今も絶滅の危機にさらされてるって言うけどよ、いや、たしかにそりゃその通りなんだけどよ、氷河期が来てみろよ、人間が何もしなくても今生きてる生物ほぼ絶滅だよ。なんかさ、生物保護の語り口ってのがさ、ちょっと現実とズレてるっつうかさ、「種が滅びるのはみんな人間のせい」って言わんばかりなんだよな。だってよ、ほらシーラカンスって奴いるだろ。そう、生きた化石。なんであいつが生きた化石っていうのかっつったらさ、長いこと絶滅しないでいられるのが珍しいからだろ。古生代だっけ、誕生したのは。3億か4億年前だな。人間が誕生する前から生物ってのは新種が生まれたり滅んだりを繰り返してきたわけだ。何が原因として大きいのかっていったら環境変化だな。気温の上下、海の誕生、酸素濃度の変化、植物の増減。それらの変化に適応できないやつらが滅んできたわけだよ。そんなことはわかってるって?うん、みんな知識としてはそれぐらい知ってるわな。でもちゃんとわかってんのかって思うよ。ほうっておいても環境が変化すりゃあ滅びちまうのによ、生物が死に絶えんのはまるで人間だけの責任だ、みたいなさ。シーラカンスみてえな長く生きてるほうが少数派なんだぜ。環境が変化すりゃあ死んじまう奴らもいるけどよ、その変化に適応する形で新しく誕生する種もいるわけでさ、地球っていうのがそういうダイナミズムで成り立ってんだから、そういう栄枯盛衰はしょうがねえだろ。それがイヤなら地球に「環境変えんな!」って文句言うしかねえよ。
でさ、氷河期だよ。このまま自然な成り行きに任せておけば、氷河期の到来とともに寒さに強い生物以外は絶滅だ。だけどよ、人間が燃料燃やして氷河期に対抗して今くらいの気温を保つことができれば、もしくは地下シェルター作ってそこに他の動植物とともに避難すりゃあよ、絶滅は免れるわけだよ。つまりさ、人間は自分達の暮らしを快適にするために好き勝手環境破壊してきたっていうけどさ、たしかにそりゃその通りだし、そのせいで滅んじまった生き物もいるんだけどさ、その好き勝手自然を汚してきた結果として蓄積された人間の科学技術ってのがあって、その技術こそが他の動植物を絶滅の危機から救うことができる唯一の可能性ってことになるんだよ。な?皮肉だと思わねえか?皮肉っつうか、人間が自分達の可能性に気付いてなかったってことかな。自分たちゃ悪いことばっかしてるんだって、ずっとそんなことだけ考えてきて、自分達こそが他の生き物の救世主になれるっていう、そこんところの潜在力に気付いてなかったんだな、うん。まあだからって今までの環境破壊が全部チャラになるかっつったらそれは違うだろうし、氷河期が来るまでの間にもできるだけ生物保護には取り組むべきだろうけどな。
でもさらに長い目で見りゃ、いずれ地球は太陽に吸い込まれちまうんだけどな。そうなったらもう人間の保護も関係ねえ。お陀仏だ。ただその頃にゃあ地球脱出して他の星に住めるようになってるかもしれねえ。でもそれでも宇宙もいずれ無くなるんだけどな。宇宙の外にも脱出できるようになるのかな。見てみてえなあ、宇宙の外側。
あ、あとAIな。そのうち仕事のほとんどはAIに奪われるっていうけどさ、なんでみんなそんなに悲愴になるのかね?「奪われる」って言い方がねえ・・・。かわりに働いてもらうってことだろ?面倒な仕事押し付けて楽できるってことだろ?俺ぁさ、はやく働かなくていい世の中にならねえかなってずっと思ってたよ。働きたくねえもん、だって。ロボットがなんでもみんなやってくれる、ドラえもんみてえな世界を夢見てたよ。働かなくていいなんて、こんなハッピーなことないと思うけどなあ。みんなそんなに働くの好きなのかね。日本人の前世は蟻なのか?俺ぁコバンザメだな。バカ、ナマケモノは違うだろ。あいつはな、怠けてんじゃねえんだ、ただドンくさいだけなんだよ。人間には怠けてるように見えるかもしれねえけどよ、あいつはあいつで精一杯やってんだよ。
あ、お金の問題?仕事がしたいってことじゃなくて、収入がなくなるのが困るってこと?でもそりゃあさ、AIのアガリ頂戴すればいいだけだろ。AIってのは動力となるエネルギーと、定期的なメンテナンス以外ではお金使わないだろ。そうすっとAIが創出した利益が結構な額うまれるよな。純利益っつうのか?で、順当に考えればその利益はAIの勤め先とAIを開発した企業で折半することになるだろうけど、それじゃああまりにそいつらのぼろ儲けになっちまうから、国がAI税とか、何かしらの名目でその利益を吸い上げて、ベーシックインカムみたいな形で国民に分配すると。そうすりゃほら、働かなくても生きていける世界の出来上がりだ。なっ、ハッピーだろ?
ああ、たしかにな、そんなパラダイスじゃなくて、人間がAIに支配される世の中になっちまうかもしれねえよ。でもなあ・・・。そうなったらなったで、しょうがなくねえか?人間なんてほっといたらロクなことしねえんだから、しょっちゅう争ってよ。AIに支配してもらったほうがよっぽどマシじゃねえかって気もするよ、俺は。人間はとにかく新しいもの創り出さずにはいられねえんだからさ、この流れは止められねえだろ。だったらもう、なるようにしかならねえよ。歴史の行く末に身を任せるしかねえよ。
うん、そうだな、支配されるならまだマシなほうで、AIが人間を有害と見做して攻撃してくるかもしれねえな。で、滅ぼされると。でもやっぱ、それもしょうがねえよ。AIのほうが人間よりアタマ良いわけだろ。だったらAIが地球の支配者のほうが、環境とか他の生き物のこととか、配慮もより行き届くだろうし、戦争みたいな馬鹿なマネもしねえよな、多分。だからもう潔くAIに滅ぼされましょうや。いや、これってひとつの進化なのかもしれねえよ。進化の法則でさ、新しく誕生した種が、それまでの種よりも優れていた場合、古いほうが滅ぼされたりするだろ。俺ら現生人類がかつてクロマニヨン人を滅ぼしたみたいにさ。それと一緒でさ、AIは人間から派生した新たな生物種、人間の進化系なんだよ。だから古いほうの現生人類は滅ぼされると。まあでも殺されるときにはせめて「お前たち、俺らをロクでもないっつってるけど、お前らはそのろくでなしから生まれたんだぞ」って嫌味のひとつくらいは言ってやるべきだな。
さっき宇宙もいつかなくなるって話したけどよ、終わりがくるときゃくるんだよ。今俺たちゃこうやって生きてっから絶滅しないように何とかしなきゃってなるだろ。滅んだら困るって思うだろ。でもよ、実際に滅んでみろよ。誰が困るんだ?誰もいないんだから誰も困らねえだろ。生きてるから困るんであってさ、死んじまったら困るもなにもねえよ。最初から何もなかったのと同じだ。まあ地球侵略を企んでたエイリアンが悔しがるくらいかな。
いずれにせよなるようにしかならねえよ。しょーがねーしょーがねーしょーがねーしょーがねー。・・・何それって、昭和こいるだよ馬鹿野郎。そんなことも知らねえのか。あーあ、昭和のいる・こいるの漫才もう見れねえのかな・・・。また見てえな。あした順子・ひろしも惜しいよな。せめて中田カウス・ボタンを噛みしめようや。え?ヤクザの話なんかしてねえよ!漫才師!!
オススメ関連本・鈴木健『なめらかな社会とその敵――PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論』勁草書房