今回はサントリーのオランジーナです。
もともとフランスで作られてたジュースなんですか?新しい商品が出てはすぐ消えをくり返している現代において、珍しく定番商品となって生き残ってる一品。
僕は以前イベント関係の仕事をしていたという話をしました。今日もまたその話。今回はコンサートの「コール」について。
僕が勤めていたイベント会社は、コンサートではもっぱらジャニーズを担当していました。そのため、ジャニーズのコンサートの内部の様子を、何度も観察する機会に恵まれました。
そこで時々本番前に、「コール」が起こるのを目撃しました。コールというのは、例えば嵐のコンサートであれば、「あ・ら・し」と言いながら手拍子するやつで、本番前の客席で、一部の人がしかけるのです。一人か、数人の人がだしぬけにコールを始める。周囲の人が同調してくれれば一緒にコールを始め、徐々にその輪が大きくなり、コールの拡がりを感じ取った人たちも勢いに飲まれるようにしてコールに加わっていく。うまくいけばコールはどんどん拡大していき、ついには会場全体を包み込むのです。控室のジャニーズにも届いていたでしょう。コンサートの興奮と期待感をさらに高めてくれるものでもある。これがコールです。
このコール、なぜかKAT-TUN(カトゥーン)だけがやたら難易度が高いのです。先程も言いましたように、嵐の場合は「あ・ら・し」でして、NEWSは「ニュ・ウ・ス」で、関ジャニ∞は「エ・イ・ト」なんですね。だいだい3文字なのです。
しかし、KAT-TUNは「K・A・T・T・U・N」なのです。アルファベット6文字。これがね、そろわない。
3文字コールの「あ・ら・し」はそろうんです。短いから。でも6文字の「K・A・T・T・U・N」は、そろえるのが難しい。客席の一ヵ所だけでならなんとかそろいますけど、会場全体に広がると、文字数の長さのせいでリズムが合わなくなり、最後はぐちゃぐちゃっとなって終わってしまうのです。
だれがこのコールを決めたのでしょう?KAT-TUNも、「カー・トゥー・ン」だったらそろうはずです。なぜアルファベットのコールにしたのでしょうか。
思えばKAT-TUNは災難続きのグループですけど、このコールの「そろわなさ」こそがグループの前途多難さを暗示していたような、していなかったような・・・。
ちなみに僕がコンサートの仕事してたのは2000年代でして、それ以降に生まれたジャニーズのコールのことは知りません。キスマイだのスノーマンだののコールが何文字なのか、KAT-TUNのようにそろえづらいコールがあるのかはわかりません。
ところでKis-My-Ft2の「2」って何?
ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、ではなく雑感。
前にコロナの影響で少子化が加速するのではないか、という予測を述べました。理由は、今子供を産み育てるのは大変だと、妊娠を控えるようになるだろうから、というのがひとつ。そして人同士が接触を避けるようになったせいで出会いが減少するし、仮に出会いがあったとしてもそれが深まりにくい状況にあるから、というのがもうひとつ。
日本でコロナが流行の兆しを見せたのが今年の2月なので、おそらく12月ぐらいからガクンと出生率が減るのではないか・・・といった内容の予測でした。
で、さらに出生率というか、その手前のカップル数や婚姻数も減少するおそれがあるんですよね。もちろん直接的にはコロナの影響で減るんですけど、間接的にはマスクが影響するんじゃないかと思うんです。
コロナが流行して以降、外出時はマスク着用が社会のルールとなりました。マスクをつけていると、顔の下半分が見えません。仮に出会いがあって、「この人いい人かも」と気になったとしても、顔がわからないと距離を詰めていいものかどうか、躊躇するかもしれない。
「いい人っぽいけど、マスクとったらどうかわかんないからな~」という迷いが、出会いをキャッチさせずに、リリースさせてしまうかもしれない。それもまたカップル数と婚姻数の減少の一因になるのではないか・・・という気がするのです。
マスク姿は、素顔よりも美形に見えがちです。美人に思えた歯医者さんがマスクをとったらそうでもなかった、というのはよく聞く話です。
なぜマスクを着用していると美形に見えるのか。たぶん顔の中で口の形が重要であるとか、口を含めた顔全体のパーツのバランスが大事とか、そういうことなんだと思います。
いずれにせよマスクをつけてると、美しい人は美しく、そうでない人もわりと美しく見えてしまう。そのためマスクを外したらがっかり、という出来事が頻出してしまう。
「この人は“マスクとったらがっかり”かもしれない。アプローチするのやめとこうかな」。そうやって恋愛に発展する出会いが切り捨てられていくかもしれません。
それに、マスクは「一目惚れ」も阻害しかねません。一目惚れは、性格よりも見た目を重視してるような印象ありますが、直感によって相性を見抜いている場合もあり、最適なパートナー選びにはわりと有効とされています。
一目惚れが起こるためには相手の顔全体が見えていなければならないとすれば、国民のほぼ全員がマスクを着用している今は、一目惚れが極めて起きにくい状況と言えるでしょう。
ただ、考えようによってはこれをチャンスにすることもできます。容姿がそれほどでもない人、コロナ以前の、顔がオープンにされていた自由恋愛の市場においては「粗悪品」や「不良在庫」に位置付けられていた人たちが、マスクでウィークポイントの顔面を隠すことによって、性格を前面に押し出したアピールをすることが可能になるかもしれません。顔がよくないせいで性格を吟味してもらうチャンスすら与えられなかった人に、チャンスが巡ってくるようになる、ということです。
性格で気に入ってもらえれば、あとでルックスがそれほどでもないとわかっても、それは些細なことのように思え、「ま、いっか」ってそのままお付き合いに至るかもしれません。気に入った相手というのは、それ以外の人たちよりも光輝いて見えるものです。性格で気に入られたうえでキラキラした視線で見てもらえば、パッとしない顔もオーラを放っているように見えるかもしれない。
コロナ以前は恋愛弱者だった人にとっては、今はチャンスだということです。
どうでしょうか。考えすぎでしょうか。
いずれにせよ総体的にはカップルも夫婦も減少するとは思いますが。
もともとフランスで作られてたジュースなんですか?新しい商品が出てはすぐ消えをくり返している現代において、珍しく定番商品となって生き残ってる一品。
僕は以前イベント関係の仕事をしていたという話をしました。今日もまたその話。今回はコンサートの「コール」について。
僕が勤めていたイベント会社は、コンサートではもっぱらジャニーズを担当していました。そのため、ジャニーズのコンサートの内部の様子を、何度も観察する機会に恵まれました。
そこで時々本番前に、「コール」が起こるのを目撃しました。コールというのは、例えば嵐のコンサートであれば、「あ・ら・し」と言いながら手拍子するやつで、本番前の客席で、一部の人がしかけるのです。一人か、数人の人がだしぬけにコールを始める。周囲の人が同調してくれれば一緒にコールを始め、徐々にその輪が大きくなり、コールの拡がりを感じ取った人たちも勢いに飲まれるようにしてコールに加わっていく。うまくいけばコールはどんどん拡大していき、ついには会場全体を包み込むのです。控室のジャニーズにも届いていたでしょう。コンサートの興奮と期待感をさらに高めてくれるものでもある。これがコールです。
このコール、なぜかKAT-TUN(カトゥーン)だけがやたら難易度が高いのです。先程も言いましたように、嵐の場合は「あ・ら・し」でして、NEWSは「ニュ・ウ・ス」で、関ジャニ∞は「エ・イ・ト」なんですね。だいだい3文字なのです。
しかし、KAT-TUNは「K・A・T・T・U・N」なのです。アルファベット6文字。これがね、そろわない。
3文字コールの「あ・ら・し」はそろうんです。短いから。でも6文字の「K・A・T・T・U・N」は、そろえるのが難しい。客席の一ヵ所だけでならなんとかそろいますけど、会場全体に広がると、文字数の長さのせいでリズムが合わなくなり、最後はぐちゃぐちゃっとなって終わってしまうのです。
だれがこのコールを決めたのでしょう?KAT-TUNも、「カー・トゥー・ン」だったらそろうはずです。なぜアルファベットのコールにしたのでしょうか。
思えばKAT-TUNは災難続きのグループですけど、このコールの「そろわなさ」こそがグループの前途多難さを暗示していたような、していなかったような・・・。
ちなみに僕がコンサートの仕事してたのは2000年代でして、それ以降に生まれたジャニーズのコールのことは知りません。キスマイだのスノーマンだののコールが何文字なのか、KAT-TUNのようにそろえづらいコールがあるのかはわかりません。
ところでKis-My-Ft2の「2」って何?
ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、ではなく雑感。
前にコロナの影響で少子化が加速するのではないか、という予測を述べました。理由は、今子供を産み育てるのは大変だと、妊娠を控えるようになるだろうから、というのがひとつ。そして人同士が接触を避けるようになったせいで出会いが減少するし、仮に出会いがあったとしてもそれが深まりにくい状況にあるから、というのがもうひとつ。
日本でコロナが流行の兆しを見せたのが今年の2月なので、おそらく12月ぐらいからガクンと出生率が減るのではないか・・・といった内容の予測でした。
で、さらに出生率というか、その手前のカップル数や婚姻数も減少するおそれがあるんですよね。もちろん直接的にはコロナの影響で減るんですけど、間接的にはマスクが影響するんじゃないかと思うんです。
コロナが流行して以降、外出時はマスク着用が社会のルールとなりました。マスクをつけていると、顔の下半分が見えません。仮に出会いがあって、「この人いい人かも」と気になったとしても、顔がわからないと距離を詰めていいものかどうか、躊躇するかもしれない。
「いい人っぽいけど、マスクとったらどうかわかんないからな~」という迷いが、出会いをキャッチさせずに、リリースさせてしまうかもしれない。それもまたカップル数と婚姻数の減少の一因になるのではないか・・・という気がするのです。
マスク姿は、素顔よりも美形に見えがちです。美人に思えた歯医者さんがマスクをとったらそうでもなかった、というのはよく聞く話です。
なぜマスクを着用していると美形に見えるのか。たぶん顔の中で口の形が重要であるとか、口を含めた顔全体のパーツのバランスが大事とか、そういうことなんだと思います。
いずれにせよマスクをつけてると、美しい人は美しく、そうでない人もわりと美しく見えてしまう。そのためマスクを外したらがっかり、という出来事が頻出してしまう。
「この人は“マスクとったらがっかり”かもしれない。アプローチするのやめとこうかな」。そうやって恋愛に発展する出会いが切り捨てられていくかもしれません。
それに、マスクは「一目惚れ」も阻害しかねません。一目惚れは、性格よりも見た目を重視してるような印象ありますが、直感によって相性を見抜いている場合もあり、最適なパートナー選びにはわりと有効とされています。
一目惚れが起こるためには相手の顔全体が見えていなければならないとすれば、国民のほぼ全員がマスクを着用している今は、一目惚れが極めて起きにくい状況と言えるでしょう。
ただ、考えようによってはこれをチャンスにすることもできます。容姿がそれほどでもない人、コロナ以前の、顔がオープンにされていた自由恋愛の市場においては「粗悪品」や「不良在庫」に位置付けられていた人たちが、マスクでウィークポイントの顔面を隠すことによって、性格を前面に押し出したアピールをすることが可能になるかもしれません。顔がよくないせいで性格を吟味してもらうチャンスすら与えられなかった人に、チャンスが巡ってくるようになる、ということです。
性格で気に入ってもらえれば、あとでルックスがそれほどでもないとわかっても、それは些細なことのように思え、「ま、いっか」ってそのままお付き合いに至るかもしれません。気に入った相手というのは、それ以外の人たちよりも光輝いて見えるものです。性格で気に入られたうえでキラキラした視線で見てもらえば、パッとしない顔もオーラを放っているように見えるかもしれない。
コロナ以前は恋愛弱者だった人にとっては、今はチャンスだということです。
どうでしょうか。考えすぎでしょうか。
いずれにせよ総体的にはカップルも夫婦も減少するとは思いますが。