今日、お昼休みに、テレビで「徹子の部屋」を観ていたら、
安奈淳さんが出ていらした!
安奈さんを初めて宝塚の舞台で観たのは、1975年の花組公演「ベルサイユのばら(アンドレとオスカル)」
で、オスカル役。
もう、かわいらしくて綺麗で、ちょっと華奢で。
「あかねさす紫の花」の大海人皇子。「ノバボサノヴァ」と立て続けに観て、
華奢な男役さんのイメージなのに、歌唱力は抜群で、あの身体のどこからあんな迫力ある歌声が出せるのだろうと、唸ったものです。
私よりも11歳も年上の方なのに、こんな言い方したら、失礼なのでしょうが、
17歳当時の、生意気な高校生の私はそう思っていました。
当時はベルばらブームで、大劇場周辺はファンでごったがえしていましたが、
大スターだった安奈さんは楽屋の入り口付近で一度だけお見かけしました。
月組から花組に組替えしていらした千草美景さんと仲良しで、お二人サングラスをかけて、
おしゃべりされていました。
トップスターさんだけれど、気取ったところなく、ごく普通な感じでしたが、やっぱり目立っておられましたね。
私が結婚して宝塚に住むようになったころには、もう退団されて、お見掛けすることもありませんでした。
そのころ、トップだった月組の剣さんも、こだま愛さんも、普通に花のみちをおひとりでルンルンとあるいておられましたが、
熱狂的なベルばらのころと比べて、スターさんたちものびのびされていた印象が。
テレビで安奈さんを拝見して、懐かしいあのころにタイムスリップしちゃいました。