今日は畑で、温州ミカンの収穫をしました。
最後の収穫で、もう畑に柑橘類はありません。
収穫終えて、生ごみをコンポストに入れて、糠をふっていると、
〇東建託の営業員さんが来られ、粗品を手に差し出そうとされます。
時々、来られる女性の方なのですが、様子がいつもと違うので
「私、実はもう退職するんです。いつもお話を聞いていただけたんで、ご挨拶に。」
と、元気良い声なのですが、いつもと違うのです。
ご自分から、「主人と別れて、子供を養うためにこの仕事をしています。」
と、以前に言っておられたので、別の就職先が見つかったのかな・・・
と、推察したのですが、詳細は聞くことができず。
私がしていることを見て、
「収穫作業して、たい肥を作って、それをまた次の年につなげていく。いいお仕事ですね。」
と、言ってくださいました。
私は「若いころは農家の仕事なんて、手は荒れるし、腰は痛めそうだし、しんどいだけで、
全然、おしゃれな仕事じゃないので、嫌だったんですよ。たいして儲かるわけでもなし。
でも、今は自然の中で、四季が感じられ、このまんま歳をとっていくのかな・・
と、思うようになりました。」
と言いました。
思えば、この人の話を聞いても、土地は、もう駐車場にも、アパートにも田畑から替えているし、残りの畑も人に貸しているし、
今、耕している畑と果樹園だけで、売る土地も、もうないことから、
これ以上、この人の役にたてないことはわかっていたので、
「では、お元気で頑張ってくださいね。」
と、言うよりかはありませんでした。
一機一会、人の人生は様々です。
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