腎結石治療中ですが、この病気にかかって、わかったことは、
私は、左側の腎臓は、重複腎盂だったということです。
右側は普通に腎盂は1つです。
重複腎盂は、尿路系の奇形で、
尿路系の奇形は、奇形のなかで最も多いといわれていますが、なかでも重複腎盂尿管は最多のものです(約20人に1人の割合)。
通常は無症状で、超音波や静脈性腎盂造影を行って初めて指摘されます。
腎盂が2つあり、尿管も下端まで2本あるものを完全重複腎盂尿管といい、
尿管が途中で合流して尿管口がひとつの場合は不完全型重複腎盂尿管といいます。
私の場合は、左側の腎臓には、腎盂が2つあり、尿管が途中で合流して尿管口がひとつの場合の不完全型重複腎盂尿管でした。
2つある腎盂の1つに腎結石ができており、20年もの間、腎盂の中にあって、
このたび、何かの拍子で、尿管に飛び出して、尿管内で詰まってしまっているのです。
大きさは、1cm半×0.9cm の結石です。
一昨日、病院で、前手術として、尿管にカテーテルを通して、腎盂の中に留め置くステント治療をしたのですが、
結石があるほうの腎盂には、結石が邪魔して、カテーテルが通らず、しかたなく、
結石がないほうの腎盂にカテーテルを止めおきました。
膀胱から尿管を通って、隣の腎盂まで、カテーテルを通しているので、そこまでは、尿管の幅が広げられているのです。
もし、普通の人のように、左側に腎盂が1つしかなかったら、カテーテルは留め置く場所がなく
ステント治療はうまくいかなかったでしょう。
不幸中の幸いです。