にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

NHK大河ドラマ「光る君へ」第四十一話「揺らぎ」

2024-10-28 19:55:19 | 映画  テレビ
この回では、なんといっても、一条天皇を亡くした彰子を慰めようと、まひろ(藤式部)が提案した和歌の会に、

招かれていないききょう(清少納言)が現れる様子が描かれた場面ですね。

史実には、清少納言は藤式部(紫式部)とは一度も顔を合わせていないとのことですが、

今回の大河ドラマでは、宮中に上がる前から二人は友人で仲よしという設定になっています。

ところが宮中では使える相手が、ききょうは道長の長兄道隆の娘中宮定子。

まひろは、道長の娘中宮彰子。

同じく一条天皇の后ということでライバル関係になってしまった。

ききょうは、まひろが書いた「源氏物語」を読んで、「大変面白かった。」

と、絶賛するも、一条天皇の心を自分の書いた「枕草子」から「源氏物語」に鞍替えさせようと、道長から書くように頼まれたのであろうと。

一条天皇の心の中に住み続ける「枕草子」の中で描かれる定子様の面影を、「源氏物語」によって消し去ろうとしているのであろうと、

まひろを非難します。

今回の和歌の会では、招かれていないのに、敦康親王(定子の遺子)から、椿餅を彰子に届けたいという思いを受け持参したと伝えました。

彰子は「敦康様はお健やかか?」問うと、

ききょうは「もう敦康様とのことは過ぎたこととおなりなのですね。

このようにおたのしそうにお過ごしのこととは思いもよらぬことでございました。」

と、怒りに満ちた声で。

この場を取り繕ろうと働きかけた赤染衛門が「清少納言様は和歌の名手。ここは歌のひとつも披露なさっては?」と提案するも

「ここは私が歌を詠みたくなるような場ではございませぬ。」

と、言い放った。

ききょうの顔と態度が恐いこと。憎悪の化身となって敵地に殴り込みをかけた

「敦康様は、わたくしのほうでしっかりとお支え致しますから、彰子様はもう敦康様のことはお忘れになってもよろしいのですよ。」

と、嫌味を言う。

ききょうにとって、敦康親王は、一条天皇とお仕えした定子の忘れ形見。

本心から出た言葉でしょう。

それほど、ききょうにとって、定子との輝かしき日々は何ものにも代えがたいものだったのでしょう。


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NHK大河ドラマ「光る君へ」第四十話「君を置きて」

2024-10-21 11:20:07 | 映画  テレビ
昨夜の「光る君へ」

ついに一条天皇が崩御されました。

藤原兼家の策略で、花山天皇を出家に追い込んだ後、わずか7歳にして

天皇となった一条でしたが、藤原氏に翻弄された一生でした。

藤原兼家の娘詮子を母に、

藤原兼家、藤原道隆、藤原道長の権勢のもと、

最後は病に追い打ちをかけるように、

占い師の言葉に絶望し、命を縮め世を去っていきました。

それにしても、一条天皇を演じた塩野瑛久さんは素晴らしくはまり役でした。

これほど雅で、高貴で、美しい帝は、見たことがありません。

幼いころから背負わなければならなかった天皇としての苦悩の表現も素晴らしく、

最後の臨終の場面は、剃髪したにもかかわらず、あの美しさ。

息をのむほどでした。


≪露の身の 草の宿りに 君をおきて 塵を出でぬる ことぞ悲しき≫


この一条帝の辞世の歌、誰に当てた歌かは、おのおのの心の中にしまっておきましょうか・・・



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俳優の西田敏行さん 亡くなる

2024-10-17 23:48:48 | 映画  テレビ
今日は、近所でご不幸がありお葬式でした。

ついこの間までお元気そうだったのに、人の命はわからないものです。


ご不幸と言えば、本日ニュースで、俳優の西田敏行さんが亡くなられたことを知りました。

懐かしいテレビドラマ「池中玄太80キロ」
を思いだしました。



ドラマの世界では、二枚目俳優さんが主役を張るのが通常なのに、西田さん主演のこのドラマは

心が温かくなるドラマでずっと見ていました。

「もしもピアノが引けたなら」の歌は、大好きな歌の1つです。

NHK大河ドラマでも、「女太閤記」で、美人女優の佐久間良子さんのねねさんを正室にもつ、豊臣秀吉役でした。

76歳。まだまだ活躍できる年齢でした。合掌。




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やっと法事が終わりました

2024-10-13 22:58:07 | 映画  テレビ
やっと法事が終わりました。

亡くなった人も、生きながらえている人も、人はどんな人でも老いると

どこかしらおかしくなるものです。

それを親族がサポートしたり、許すのが社会のあるべき姿なのでしょう。



夜は、録画で「光る君へ」を観れました。

主要人物、二人の死・・・この時代、人の命ははかないものだなあと改めて思いました。




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大山のぶ代さん90歳で死去  アニメ「ドラえもん」役の声優

2024-10-11 23:08:58 | 映画  テレビ
「ドラえもん」の声でおなじみの大山のぶ代さんが亡くなられていますね。

私世代、娘世代にとって、「ドラえもん」といえば、大山のぶ代さんでした。

もう90歳になられていたんですね。

時が経つのは早いです。

大山のぶ代さんの御冥福をお祈りいたします。


大山のぶ代さん90歳で死去 老衰のため アニメ「ドラえもん」役の声優として知られる|TBS NEWS DIG


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NHK大河ドラマ「光る君へ」素朴な疑問

2024-10-06 22:11:53 | 映画  テレビ
NHK大河ドラマ「光る君へ」毎回欠かさず観ていますが、

中宮彰子様のお顔の眉は、どうしてあんなに太いんでしょう?

いつもいつも気になります。

喜劇でもないのに、「むむ・・・」

って、うなっちゃいます。

あれでいいんですかね~ メイクさん




伊周は、墓穴を掘ってしまったというか。精神をだいぶんやられたようですね。

お父さんの道隆と同じ糖尿病だったらしいですね。


平安貴族の男性は、身分が高くなると、毎晩、宴会のようにお酒やごちそう、お菓子を食べて、

やはり宮仕えは気苦労も多く、糖尿病になる人も多かったでしょうね。

そういや、あの方も・・・




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映画「戦場のメリークリスマス」 今頃になって気づいたこと

2024-09-15 11:21:02 | 映画  テレビ
今ごろになって、やっと気づいたのですが、

映画「戦場のメリークリスマス」で、セリアズの弟が、映画の始まりからすでに亡くなっていたことに気づきました。

原作では、弟は、セリアズ処刑の頃にはまだ生きていたことになっていることから、頭の中でごっちゃになっていました。

映画では最初からすでに亡くなっていたのですね。

それにしても、この重く、辛い映画は、豪華なキャスト陣でないと。公開当初ここまでヒットしなかったのではないでしょうか?

今も、忘れられずに観られるのは、やはり坂本龍一さんの作曲したメインテーマ曲のおかげでしょう。


いつもご覧くださってありがとうございます。

≪ やっと、映画「戦場のメリークリスマス」の原作本が ≫
https://blog.goo.ne.jp/goo10332006/e/b81c435158d00cf7383a88c9c54c84ed
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NHK大河ドラマ「光る君へ」 脚本の藤原道長は正義を貫く政治家

2024-09-07 16:31:48 | 映画  テレビ

NHK大河ドラマ「光る君へ」

今までずっと見てきましたが、藤原道長がいい人すぎる!

もっと、傲慢な政治家だと思っていたのですが、どこまでも正義の人なのですね。

脚本家の大石静さんが、道長を正義の人にして描きたかったのですね。

政治家としては正義を貫くのでしょうが、

事実は不明ですが、

脚本では、紫式部との間にできた賢子の件については、これからどうなるのでしょう。

勘のいい嫡妻のあの方がこのまま知らずにすむはずがありません。

見どころとしては、これくらいでしょうか。




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NHK大河ドラマ「光る君へ」 現在を生きる我々と共通する箇所が

2024-08-19 23:43:22 | 映画  テレビ
久しぶりに、本当に久しぶりに雨の日となり、

畑の収穫作業と、無人販売を休んだ。

収穫作業と無人販売を休んだのは、夏野菜収穫始まって以来。

疲れがたまっていたので、いい骨休みになった。


録画で、NHK大河ドラマ「光る君へ」を二週まとめて観る。

日照り続きで、民衆は水に飢え、ついに安倍晴明が雨乞いの儀式を。

これって、今、この時代の近畿地方そのものじゃん!!

流行り病で、次々と、人々が倒れていく、以前に放送された回が、コロナで苦しむ今を生きる私たちと重なるところあり、

「光る君へ」のドラマは、まさに現在を生きるわれわれと共通する箇所がたくさんあり、

時代が平安時代と言え、今現在、関西に住む私にとっては身近に感じるドラマだなあと。


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訃報 アラン・ドロン

2024-08-19 00:22:01 | 映画  テレビ
フランス俳優、アラン・ドロンの訃報を受けて

姉がかって購読していた洋画雑誌「スクリーン」で、男優の中では、常に一番の人気俳優だった。
女優は、オードリー・ヘップバーン。男優はアラン・ドロン。

この高い人気は、日本だけで、特に日本人好みのする俳優さんだったということでしょう。

アラン・ドロン出演の作品は、テレビでのみですが、

「太陽がいっぱい」

「冒険者たち」

「サムライ」

「世にも怪奇な物語」

「アラン・ドロンのゾロ」

「高校教師」

いろんなドロンが思い浮かんでいます。

二枚目俳優として、日本女性なら誰もが心ときめいた俳優さんでした。

どうか安らかに・・・天国で



「冒険者たち LES AVENTURIERS」サウンドトラック Sound Track


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