にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

映画「風と共に去りぬ」

2025-01-16 22:09:33 | 映画  テレビ
テレビでですが、録画してあったので数回に分けて見終えました。

「風と共に去りぬ」は、少女時代に原作を読んで、スカーレットの強い生き方にひきつけられて、一気に読んだ記憶があります。

そして、テレビ放送だと思いますが、ずっと以前(1975年10月8日と10月15日に水曜ロードショー)
に観て、

原作のスカーレットは
≪スカーレット・オハラは美人ではなかった。しかし、彼女の魅力に取りつかれた者は、そんなことはどうでもよかった。≫
の出だしで始まるのですが、

映画のスカーレットを演じたヴィヴィアン・リーは、絶世の美人だったので、あらら・・・と思いました。

監督はビクター・フレミングとあるのですが、最初の出だしあたりは、「マイフェア・レデイ」のジョージ・キューカー監督のような演出なので、

調べたら、当初はキューカー監督で行く予定だったということなので、なるほどと思いました。

戦闘シーンは描かれないものの、南北戦争の悲惨さは充分に映画であらわされていて、
戦争に負けて、そこから立ち上がるスカーレットの力強い姿には、何度見ても感動します。
そして、タラの農場主の娘としての誇りを、苦境に立った時にこそ、思い出し、
タラの地にふるい立つことで、彼女の強い信念はゆるぎないものになっていく・・・
土地こそが彼女の生きる糧、生きるエネルギーなのだと、「風と共に去りぬ」のテーマはそこにあるのだと思いました。


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NHK大河ドラマ「光る君へ」終わってしまいました

2024-12-19 19:58:26 | 映画  テレビ
今日は、来年早々に、親せきの法事があるので、お供えを買いに行ってきました。

いよいよ年末ですね。

***

毎週、楽しみに観ていたNHK大河ドラマ「光る君へ」も終わってしまいました。

大河ドラマを一年通して観るのは、本当に久しぶりで、平安時代中期の勉強になりました。

藤原氏摂関政治の時代ですね。

清少納言の「枕草子」紫式部の「源氏物語」など、宮中の女流文学が花開いた時代でありました。

「源氏物語」の完成に至っては、時の天皇一条帝に入内した娘の彰子のもとに、帝をなんとしてでも通わせる手段として、

文学好きの一条天皇に物語を献上しようと藤原道長が思案した末のこと。

藤原道長は、紫式部が物語を書く才能ありと見込んで、宮中へ出仕させ、当時高価な紙や筆を与えるなど、全面的にバックアップしたのは、

「光る君へ」では、道長とまひろ(紫式部)の関係がソウルメイトだったからという解釈で進められました。

子供のころ、二人は出会い、年ごろになって再会。恋愛関係になるも、身分の違いによって、夫婦にはなれません。

摂関政治と身分の絡んだ恋愛が入り組んだ展開で、戦の場面は、終盤の「刀伊の入寇」のみという、合戦が主流を占める大河ドラマの中では異例の作品となりました。

人々の心情が細かく描かれ、「源氏物語」のもののあはれを、まんま作品にとりいれるという趣向がしんみりと心に刺さるドラマとなっていました。

若き頃の道長はけっしてそうではなかったのに、権力者となっていく過程で、父の兼家そっくりになっていく姿は、

主人公をけっして英雄として描いていないし、むしろその姿を哀れと感じさせられ、

これが紫式部のもののあはれのものがたりなのかと思いました。


余談として、「栄華物語」が、赤染衛門の作というのも、源倫子に仕えていたことから、ああそうかと納得するものがありました。

最終回に、菅原孝標女が大の「源氏物語」ファンということで登場し、

彼女が「更級日記」の作者であることは有名ですが、

「浜松中納言物語」や「夜半の寝覚」は、作者不詳だと思っていましたが、彼女の作品ではないかという説がとなえられていることを知り、これも勉強になりました。



    
   

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NHK大河ドラマ「光る君へ」 第46回「刀伊の入寇」

2024-12-01 22:36:06 | 映画  テレビ
今日も午後も夕方近くになってから、ひとりで果樹園の温州ミカンを収穫しました。

わりあい暖かく、近所では、遊びに来た小さいお孫さんを車で送っていく賑やかな声が響いていました。

今日は、娘夫婦にミカン狩りに来るように言っていたのですが、

娘があまり元気がないようで取りやめになりました。

夕方になって、娘の旦那さんから孫ちゃんや娘の動画、写真が届き、近所の公園で遊んでいる様子がうつっていました。

娘はわりあい元気そうでよかったと思いました。

動画で、娘の旦那さんが孫くんに「君、昔はそれができなかったのに、できるようになったんだねえ。」
と、話しかけているので、

4歳半の子に「昔は・・・」だなんて、と、ひとりでクスっと思わず笑っている自分がいました。

そうだね。もう4年半も生きていたら、1年前でも2年前でも、昔になるもんね^^

そういう私は、もう何十年も生きているので、昔話が多すぎる人なんだな・・・
これも当たり前のことか。

***


夜になってNHK大河ドラマ「光る君へ」を観る。

「刀伊の入寇」1019年に起きた平安時代中期の、外敵が壱岐、対馬に侵入してくる事件があった。

刀伊とは、高麗で夷荻(いてき)→東夷(とうい)を意味する言葉で、日本では主に女真族(ツングース系の民族)をさします。

高麗の北辺をたびたび襲撃していた女真族が、壱岐、対馬にも押し寄せ、北九州の筑前国に大規模な襲撃を行い、多くの被害をもたらしました。

今回は、大宰府にまで旅をしていたまひろが、この襲撃事件に巻き込まれます。

史実では、まひろ(紫式部)がこの時期、この地に居合わせたかと言うと、不明なのですが、

そこはオリジナルの脚本なので。

藤原道隆の四男の藤原隆家が大宰府権帥として現地の防衛を指揮しました。

彼の迅速な対応と的確な処置により、女真族の撃退に成功しました。

隆家は、父の道隆は貴族貴族した人物なのですが、息子の隆家は武勇にたけているところが面白いですね。

同じ兄弟に、伊周、定子がいますが、両人とも短命でしたが、

隆家は、目の治療をするため大宰府権帥として、大宰府に赴き、武勇を働きました。

今回は、まひろを助けようとした周明の胸に敵の矢が刺さり・・・

絶体絶命のところで、次回はどうなる?



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NHK大河ドラマ「光る君へ」第四十五回「はばたき」

2024-11-27 12:56:18 | 映画  テレビ
この回にて、まひろと道長の関係は終わってしまいます。

まひろは、「源氏物語」を書きあげ、娘の賢子が自分の代わりに宮仕えをすることになり、

まひろは旅に出ることを決意します。

まひろと道長の若き日からの恋愛は、身分の違いによることで、結ばれず、

まひろは、道長に「直秀のように理不尽な殺され方をするようなこんな世の中を変えてほしい。」と、託し、

自身は身を引きます。

道長は、やがて一族栄華を極めますが、娘たちからは尊敬に値する父親にはなれず、

嫡妻の倫子には、心の中はまひろへの思いで占められていて、最後まで真の恋愛感情を抱くことができません。

まひろに去られ、ついに出家しますが、嫡男の頼道がまだ頼りないことから、

藤原公任ら昔からの友人とともに、頼道を支えることに。


まひろは、道長の支援のもと、一条天皇への献上と言う名目で「源氏物語」を書き始め、ついに書き終えますが、

それが完成され、自分が宮中にいる目的は果たせたと思い、

自分が書いた物語の地になった須磨、明石へ、さらには太宰府まで足を運びます。

須磨の海岸を思いっきり駆けて行くまひろの姿は、

身分と言うしがらみから抜け出し、自身が物語のなかに描いた須磨の海を肌で実感することによって、

自分自身の力で、また新たなエネルギーを蓄えていくのですね。

まひろの物語はまだまだ続きます。


  


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テレビも新聞も

2024-11-26 20:13:23 | 映画  テレビ
今日は、午後から雨だったので、畑仕事ができず。

久しぶりにテレビをつけてみると、

まあ、朝から晩まで、兵庫県知事と某キラキラ女子の話題ばかり・・・・

そんなことより、斎藤知事の3年間の功績を特集すれば、いかに井戸知事時代から改革を進めてくれたかわかるじゃないか!

と、どなりたくなった!!

今更テレビに期待してもしょうがないけれど。

偏向報道で、ある特定の話題ばかり取り上げて、もっと、報道するべきことがあるだろ!

と、言いたくなります。

新聞もそう。

私は主人に「新聞全然読んでないから、いつ(購読するの)やめてもいいよ。」

と言いました。


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NHK大河ドラマ「光る君へ」第四十一話「揺らぎ」

2024-10-28 19:55:19 | 映画  テレビ
この回では、なんといっても、一条天皇を亡くした彰子を慰めようと、まひろ(藤式部)が提案した和歌の会に、

招かれていないききょう(清少納言)が現れる様子が描かれた場面ですね。

史実には、清少納言は藤式部(紫式部)とは一度も顔を合わせていないとのことですが、

今回の大河ドラマでは、宮中に上がる前から二人は友人で仲よしという設定になっています。

ところが宮中では使える相手が、ききょうは道長の長兄道隆の娘中宮定子。

まひろは、道長の娘中宮彰子。

同じく一条天皇の后ということでライバル関係になってしまった。

ききょうは、まひろが書いた「源氏物語」を読んで、「大変面白かった。」

と、絶賛するも、一条天皇の心を自分の書いた「枕草子」から「源氏物語」に鞍替えさせようと、道長から書くように頼まれたのであろうと。

一条天皇の心の中に住み続ける「枕草子」の中で描かれる定子様の面影を、「源氏物語」によって消し去ろうとしているのであろうと、

まひろを非難します。

今回の和歌の会では、招かれていないのに、敦康親王(定子の遺子)から、椿餅を彰子に届けたいという思いを受け持参したと伝えました。

彰子は「敦康様はお健やかか?」問うと、

ききょうは「もう敦康様とのことは過ぎたこととおなりなのですね。

このようにおたのしそうにお過ごしのこととは思いもよらぬことでございました。」

と、怒りに満ちた声で。

この場を取り繕ろうと働きかけた赤染衛門が「清少納言様は和歌の名手。ここは歌のひとつも披露なさっては?」と提案するも

「ここは私が歌を詠みたくなるような場ではございませぬ。」

と、言い放った。

ききょうの顔と態度が恐いこと。憎悪の化身となって敵地に殴り込みをかけた

「敦康様は、わたくしのほうでしっかりとお支え致しますから、彰子様はもう敦康様のことはお忘れになってもよろしいのですよ。」

と、嫌味を言う。

ききょうにとって、敦康親王は、一条天皇とお仕えした定子の忘れ形見。

本心から出た言葉でしょう。

それほど、ききょうにとって、定子との輝かしき日々は何ものにも代えがたいものだったのでしょう。


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NHK大河ドラマ「光る君へ」第四十話「君を置きて」

2024-10-21 11:20:07 | 映画  テレビ
昨夜の「光る君へ」

ついに一条天皇が崩御されました。

藤原兼家の策略で、花山天皇を出家に追い込んだ後、わずか7歳にして

天皇となった一条でしたが、藤原氏に翻弄された一生でした。

藤原兼家の娘詮子を母に、

藤原兼家、藤原道隆、藤原道長の権勢のもと、

最後は病に追い打ちをかけるように、

占い師の言葉に絶望し、命を縮め世を去っていきました。

それにしても、一条天皇を演じた塩野瑛久さんは素晴らしくはまり役でした。

これほど雅で、高貴で、美しい帝は、見たことがありません。

幼いころから背負わなければならなかった天皇としての苦悩の表現も素晴らしく、

最後の臨終の場面は、剃髪したにもかかわらず、あの美しさ。

息をのむほどでした。


≪露の身の 草の宿りに 君をおきて 塵を出でぬる ことぞ悲しき≫


この一条帝の辞世の歌、誰に当てた歌かは、おのおのの心の中にしまっておきましょうか・・・



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俳優の西田敏行さん 亡くなる

2024-10-17 23:48:48 | 映画  テレビ
今日は、近所でご不幸がありお葬式でした。

ついこの間までお元気そうだったのに、人の命はわからないものです。


ご不幸と言えば、本日ニュースで、俳優の西田敏行さんが亡くなられたことを知りました。

懐かしいテレビドラマ「池中玄太80キロ」
を思いだしました。



ドラマの世界では、二枚目俳優さんが主役を張るのが通常なのに、西田さん主演のこのドラマは

心が温かくなるドラマでずっと見ていました。

「もしもピアノが引けたなら」の歌は、大好きな歌の1つです。

NHK大河ドラマでも、「女太閤記」で、美人女優の佐久間良子さんのねねさんを正室にもつ、豊臣秀吉役でした。

76歳。まだまだ活躍できる年齢でした。合掌。




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やっと法事が終わりました

2024-10-13 22:58:07 | 映画  テレビ
やっと法事が終わりました。

亡くなった人も、生きながらえている人も、人はどんな人でも老いると

どこかしらおかしくなるものです。

それを親族がサポートしたり、許すのが社会のあるべき姿なのでしょう。



夜は、録画で「光る君へ」を観れました。

主要人物、二人の死・・・この時代、人の命ははかないものだなあと改めて思いました。




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大山のぶ代さん90歳で死去  アニメ「ドラえもん」役の声優

2024-10-11 23:08:58 | 映画  テレビ
「ドラえもん」の声でおなじみの大山のぶ代さんが亡くなられていますね。

私世代、娘世代にとって、「ドラえもん」といえば、大山のぶ代さんでした。

もう90歳になられていたんですね。

時が経つのは早いです。

大山のぶ代さんの御冥福をお祈りいたします。


大山のぶ代さん90歳で死去 老衰のため アニメ「ドラえもん」役の声優として知られる|TBS NEWS DIG


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