(第10回)リュウキュウイチゴ補遺
参考までに、奄美大島の最高峰・湯湾岳(698m)と、沖縄本島の最高峰・与那覇岳(503m)の、いずれも山頂付近で撮影した“リュウキュウイチゴ”の葉の写真を紹介しておきます。
台湾や中国大陸の近縁種群を含めた詳しい考察は、『屋久島の植物・第3巻・リュウキュウイチゴとヤクシマキイチゴ』(自費刊行2007年)で行っていますので、興味のある方は、そちらを参照して下さい。
奄美大島湯湾岳山頂(約700m)にて。葉は大形で葉質が薄い。形や色は異なるが、雰囲気はヤクシマキイチゴにどこか似ている。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/d2/93374a7c1a2ec99a8b4026de830fe14b.jpg)
沖縄本島与那覇岳山頂付近(約450m)にて。ナガバノモミジイチゴに似た葉形。葉裏は粉白色で脈周辺が紫色を帯びる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/9c/acb1dd76fb732805a88b349df677f155.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d0/aecf4b4026caf36c7e3d1cd47f4f638e.jpg)