気持ちの余裕のために ふれんず262号 から ②

親の会　報告から

５　気持ちの余裕のために　　

Ｇ母:  息子のかかりつけの病院の先生が「障害者年金をもらったらどうか」と先日言われました。息子が年金をもらえる年齢に達したからだと思います。
 　「お金を稼がなきゃ」という思いがあって、そんな気持ちの余裕のためにもらったらどうかというお話でした。お金は使っても使わなくてもいいけど、あれば、あれをしてみようとか、これをしてみようかと選択もできるからと言われました。
 　いろいろ書類も必要みたいですが、先生が「私が書きます」と言ってくださいました。
 　息子も一緒に聞いていて、先生が明るい感じで言われて、息子も明るい気持ちで受け止めていました。これも法律で認められた権利だと。息子をずっと診てくださって、ちゃんと息子の性格を分かってくださっている先生です。
 　思いがけない話でしたけど、私も「へぇーそうか、いいな」と思いました。まだもらうと決めたわけではないけど、明るい気持ちで受け止めたのが良かったです。