ちみもうりょう、文字はすべて鬼がつく、魅力の魅字だけが親しげな、あとは、おどろおどろしいのか。魑魅は、すだま すたま と見えて、霊である。魑魅は山川の怪、山獣の形に似たもの、山鬼の類をいう、とある。罔両はまた虫篇に作る、虫は竜形のものをいうそうだ。魅は、鬼に彡さんづくり これは長毛、長毛の鬼をいうとある。左伝、文十八年、服虔注に、魅は人面獸身にして四足あり、好んで人を惑はす、山林異氣の生ずる所、以て人の害を爲す、と見える。また魍魎については、左伝には、网兩 に作り、俗に、魍魎 に作る。玉篇に、魍魎 を水神とする、影の外影の陰微なものをも、いうことがある、と、字通の解説である。そこには、また、方良は网両と同声、地下にあって死人の脳を食うというとあって、なんともすさまじい。魍魎鬼神 きじん である。 . . . 本文を読む
留学生30万人計画構想がある。これは1984年中曽根政権による10万人構想に次ぐもので、こちらの方の留学生10万人については2003年に達成した。当時は2000年までに目標を立てた。諸外国でその当時にアメリカが約31万人、フランスが約12万人、イギリスおよび西ドイツがそれぞれ約6万人という留学生を受け入れている実態を踏まえ構想したようである。2003年に109,08人となって、計画よりも3年遅れとなった。そしていま、30万人はどうなったか。それは2020年に30万人を目指すとした。、新たに日本への留学生30万人計画を策定し、実施に移すとともに、産学官連携による海外の優秀な人材の大学院、企業への受入れの拡大を進めますと、福田首相が演説し、日本政府は2008年に留学生30万人計画を発表した。この発表に日本語教育がかかわる提言、実はそれはかかわらないことになる内容だったのだが、大学のコースに英語だけで単位取得できる留学生向けとでもいうべきを作ることだった。もう一つのことは、移民政策に1000万韻構想があることである。高度人材がキーワードでる。 . . . 本文を読む
理解語彙と使用語彙と、語学上の語彙として分析することが行われる。理解語彙passive vocabularyと使用語彙active vocabularyの2種類について、英語の場合を次のように報告する。ケンブリッジ英語百科事典 the Cambridge Encyclopedia of the English Language, 1995, 123 によると、成人での理解語彙数と使用語彙数は次のとおり。理解語彙数と使用語彙数の順に並べて、秘書について 38,300 31,500 読書家について 73,350 63,000 大学教師について 76,250 56,250 である。この数値から、理解語彙数は使用語彙数の平均 25%増になっている、と百科事典は結論づけている。以上は、英語の語彙数、http://www.nullarbor.co.jp/guidance/toeic_g05.html による。理解語彙を辞書の記載する語で測ることは辞書項目としてのとらえ方である。日本語の辞書をその語数でとらえると、おおよそ5万語から推移して最大の語数を示すのは50万語である。現代語の収録は約7万語となっている。岩波国語辞典は1963年創刊、その第6版には、時代の変化とともに意味の理解が難しくなっている語や定着した新語1100語を増補して63000語を収録、よく使われる漢字2300余の働きを説明し、語法を示す適切な例文・例句も豊富に掲げ、文法・用法の解説や関連語・派生語も充実した国語辞典と、商品紹介をする。明鏡国語辞典 第二版 2010/11/26、現代日本の言語生活に必要な約7万項目を収録とある。 . . . 本文を読む
誤用はわざと間違えることである。用法を誤ることという意味もある。現代語「誤」百科は誤用例を正しくする意味を持つと考えるが、そのためには用法を誤っている前提があって、その使い方がある。それがどうして誤っているかを議論するものだろう。ところが使い手にわざとそうする使い方があれば、それは誤用といえるかどうか、辞書の言うように、悪用である。言語の使用でいえばまずそういうことがない。言葉の悪用などがおこなわれるとして、嘘、詭弁、偽り、曲解などならべても、それは通用しないのが普通である。そこで誤用例の研究があって、それは何か。日本語の誤用研究、誤用研究 error analysis は、学習者がおかす誤りについて、どのような誤りが存在するのか、なぜ誤りをするのか、そして、どのように訂正すればよいかなどを考え、日本語教育、日本語文法理論などに役立てようとする研究と説明する。誤用研究では、従来、文法的正確さに関わる誤用が重要視されてきましたが、現在は、伝達、コミュニケーションということを重視し、それらに関わる誤りについても重要視され始めているそうだ。日本語の誤用研究
www.jpf.go.jp/j/japanese/survey/tsushin/dw.../tushin40_p14-15.pd . . . 本文を読む
ハロウィンが近くなってきた。年末気分でいえば20日前だから、行事には新年だ。調べると、ハローウインとでてくる。それで、日本の正月があって歳神を迎えるように、とはならない、魑魅魍魎ちみもうりょう が跋扈するような祭りは、なんとも言い難いが、これだけ地球の裏側のことが横で起こる時代だから、祝う気分があってもいい。宗教的行事とかかわらないとわざわざ、断りを入れるところなど、何だろうか。 >11月1日の朝が来ると、ドルイド祭司は、各家庭にこの火から燃えさしを与えた。各家族は、この火を家に持ち帰り、かまどの火を新しくつけて家を暖め、「妖精」(「シー (Sith) 」と呼ばれる。女の妖精はバンシーと呼ばれた)などの悪霊が入らないようにする。というのも、1年のこの時期には、この世と霊界との間に目に見えない「門」が開き、この両方の世界の間で自由に行き来が可能となると信じられていたからである。 こういう説明に接すると、同じことをやっていると、思わざるを得ない。 . . . 本文を読む