現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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シンギュラリティ

2016-02-06 | 日本語百科
Technological Singularity シンギュラリティ 技術的特異点 と、訳している。予測では2045年と言う。その時にコンピュータの人工頭脳が変わるとして、カーツワイルが想定する2045年の技術的特異点を指すことが多い。それは、コンピューターの知性が人間を超えることが、彼によると2029年と予想していて、誤解であると、ウイキペディアは解説する。>カーツワイルが想定する2045年の世界のシナリオは端的に言えば「1000ドルのコンピューターの演算能力がおよそ10PFLOPSの人間の脳の100億倍にもなり、技術的特異点に至る知能の土台が十分に生まれているだろう」というもので、コンピューター1台が人間一人あるいは人類全体の知能(100億人分の知能)を超えた瞬間に激変が起きることを意味していない。  これは未来モデルの限界点だそうだ。 . . . 本文を読む

文章論26 文と文節

2016-02-06 | 日本語文章論
文節を連ねて連文節をつなげていくと、文になるのではなくて文章になる。文と連文節が変わりなくなるのは、文法論と文章論の捉え方である。文章論文法としての文には、文法法則があるので、文の規定には語の規定と文章の規定とが係わる。文法の小単位から大単位までの連続性を見る。すでに松下学説では、原辞、詞、断句を分析して、詞が連詞を構成していくと、連詞の連詞となり、それは句を分かつ単位となるとして、断句を文に相当させていた。日本語の言語事象で詞と辞との構成をとらえてみる限り、そこには時枝学説が捉えて見せたように、文章単位も包括的な詞辞の大単位となりうるのである。その典型に文章作品の源氏物語をたとえてみるならば、語り口調の物語り作品に、読点だけを打つ、それは枠囲みが繰り返されて詞となりそれを包括する辞があって一続きの文意なる、つまり文章体として実現しているのであるから、日本語は詞の連続に記述されるのである。 . . . 本文を読む

‐たち 勘違い日本語

2016-02-06 | 勘違いしやすい日本語
この説明にある、-たち 用いているのは、言葉たち とあるのだが、これも勘違いしている。たち を、複数であるとしているのはよいが、人につけるものであるし、公達 とか、古典的用法もあるから、思い違いをしているのはなぜかなと思ってしまう。勘違いしていると言うのはたやすいけれども、そうではなくて、表現のあやとしているようにも見えて、言葉遣いが定まらない印象を与える。この著書に流れる言語観がいかなるものか、国語課が何をしているのかをその記述から探ることになる。 辞書的にとらえて、大辞泉を引くとわかりよい補説、用法がある。このデジタル情報がいまや、人々の端末で引かれて意味を特定していくようなこともあるので、このサイトに複数の辞書を載せるのは便利である。しかしここによく説明されるのが文化庁の調査をもとにした説明があるので、これもまた、注意がいるところである。 . . . 本文を読む