簡便な用語集であるが、基本として知るべきものであるから、ブログの作者に感謝して、掲載する。 . . . 本文を読む
論語に出てくる表現である。漢語であるから、その用例をもって意味内容をまず知るとよい。もっとも然字がつく熟語は、自然天然と、全然難しいし、日本語に取り入れてからの意味の変遷があったりもする。漢字をどう見たかがわかる。日本国語大辞典の用例を見るとよい。夫子撫然曰、鳥獣不可与同群 とみえる。論語‐微子にあるなら、学習の書である。文明論之概略、福沢諭吉 にも見える。その項目の語釈には、>意外な出来事に驚いて茫然とするさま。また、失望したり、どうしようもなかったりしてぼんやりするさま。 また、憮の字を字通によってみる。>訓義
[1] いつくしむ、めでる、いたわる。
[2] かなしむ、うれえる、おもう。
[3] 失意のさま、茫然とする、おどろく、あやしむ。 茫然自失の、茫然と同じくするようであるが、驚くさまでもある。 . . . 本文を読む
連語について、語の連なり、短句、そして共起と言い換えることがある。共起はコロケーションである。連語はまた慣用句として知られる。日本語文法はさらに複合辞とする。それを連語論となると、少し違う様相となる。それは日本語文法で連語論を位置づける。わかりやすくとらえれば、一冊の書に行き当たる。その書評を引用しておくとわかりよい。
http://db3.ninjal.ac.jp/SJL/txtview.php
>
第140集1985-03-30
著者:仁田義雄;
タイトル:言語学研究会編『日本語文法・連語論(資料編)』を読んで . . . 本文を読む