薬医門は、佐竹氏の時代に建てられたそうで、蛙股も、いかにも古式といった雰囲気があります。その他の後に作られた蛙股は、装飾的になっていることが感覚的によく分かります。
薬医門(水戸第一高等学校三の丸1-5-38) 板蛙股というそうです。古いスタイルなのでしょう、大きなほとんど彫刻のない大きな蛙股です。
天徳寺(河和田町914-1) 佐竹氏の扇の紋がほどこされています。
善重寺(酒門町2096-2) 金箔のほどこされた三葉葵が中央にあります。
六地蔵寺(六反田町767) 本堂の蛙股の部分に龍の彫刻があります。
平須稲荷(平須町1009) 鳳凰がくちばしを合わせたような意匠になっています。
水戸の蛙股(2)
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