祭神の多くは少彦名命(すくなひこなのみこと)や源為朝(みなもとのためとも)、または病気そのものだったりするようです。少彦名命は医薬の神として、為朝は八丈島に配流されたとき島の疱瘡神を抑えたという伝説から祀られるそうです。病気は、それを神と見て、拝むことで軽くすまそうとして祀られるそうです。
どれも境内社で、独立の神社は水戸にはないようです。
鹿島香取神社(下大野町258)
猪目(いのめ)のハート形が正面にあけられています。
三所神社(加倉井町)
境内に沢山ある同形の石祠の一つです。
銭谷稲生神社(浜田町150)
疱瘡守護神社とあります。
芳賀神社(栗崎町1677)
昭和30年に別々にあった疱瘡神社を含む境内社が合祀され、平成元年に修復されたり、鞘堂と社名碑が建てられたそうです。
吉田神社(開江町499)
吉田神社の真裏に八幡神社などと一緒に合祀されています。祭神は月読命だそうです。月読命は病気とは余り関係がなさそうですが、家内安全などを祈ったのでしょうか。