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水戸の見て歩き

水戸の地名の由来(5)

2018-05-17 21:28:16 | 水戸

荒木町(あらきちょう 泉町2あたり 三菱UFJ銀行脇の小路を入ったあたり)
  荒町(泉町)から、木町(金町)に通じる路なので、二つの町の頭文字を取って名付けられたそうです。荒町は初めは新町と書かれていたそうですが、後に鉄砲町が新町といわれるようになったため、本新町、荒町とかわったそうです。

 

瓦谷(かわらや)
 田の土を使って瓦を焼く瓦屋が住んだために、それが地名になったそうです。徳川斉昭は、始めこの地に陶器製作所を開設したそうです。この瓦屋は、恵比寿・大黒の神社に奉納する土人形も作ったそうです。瓦谷不動尊があります。

 

銭谷前(ぜにやまえ 浜田1)
 ここで寛永2年(1625)に、本三町目の町人・佐藤新助が鋳銭をおこなったことから、銭屋となり、その後、銭谷という地名になったそうです。銭谷稲生があります。

 

並松町(なみまつちょう 栄町あたり)
 寛文年間まで、光台寺があったため光台町といわれたそうですが、光台寺は移されて、武家屋敷になり、向井町からこの地に到る道が松並木だったことから並松町と呼ばれるようになったそうです。

 

藤柄町(ふじがらちょう)
  日本武尊が吉田神社に舟で進軍してきたとき、藤蔓で舟をつなぎとめたことからついた名前だそうです。道には水戸街道・本町への入口付近ということもあったのでしょう、松並木があったそうです。このあたりは、佐竹氏が水戸城を落とすときにあった戦いの行われた地だそうです。

水戸の地名の由来(4)

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