御犬部屋(市立博物館徳川頼房展 大町3-3-20)
現在開催されている、水戸市立博物館の徳川頼房展に展示されていた水戸城下絵図の中に、「御犬部屋」という表示がありました。場所は現在の城東5丁目あたりで、新舟渡跡碑近くのようです。この地図は、天和1-2年(1681-2)に描かれたそうで、徳川光圀の時代です。もし、これが、将軍綱吉の生類憐みの令と関係するものだとすると、光圀がそれに反発して、領内の犬の毛皮20枚を綱吉に送ったということなので、大変興味深いものなのかもしれません。在江戸の領主と、水戸在の上級家臣団との関係です。
三の丸水田(三の丸小学校 三の丸1-6-51)
あちこちの小学校で稲を育てる体験を教育の一環でおこなっているようです。本格的な農業体験を学校教育の中に入れてもいいような時代になってきたような気もします。
水戸まちなかリビング作戦(西洋倶楽部 南町2-3-32)
中心部空洞化に対する「水戸のまちなか大通り等魅力向上検討協議会」が取り組む企画が行われているようです。リビングという生活の方に力点を置いたり、表通りと裏町とをつないだり、車両の減速通行をうながしたり、空き地を利用したりなどといった、現在、実際にできそうな試みの数々のようです。
田楽略図(市立博物館徳川頼房展 大町3-3-20)
ソーシャルディスタンスの時代に、すごいなあという絵が徳川頼房展にありました。「東照宮御山内仮御殿下田楽略図」に描かれた、東照宮の4月に行われる例祭で開催された田楽観覧の様子です。丸っぽいものはすべて人の頭のようです。前に出すぎないように棒を振るう役人の姿も見えます。光圀・斉昭展というと一杯になる水戸ですが、頼房展は、コロナのせいかもしれませんが人はあまりいませんでした。
バス看板(南町)
「梅花を賞す 水戸」と大書した茨交バスが走っていました。葵稜高校ばかりでなく、常磐大学高校の書道部も頑張っているようです。