ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の蓮(3)

2021-12-04 19:37:40 | 水戸

観音石像(長福寺 塩崎町1135)
 観音の持ち物の一つに蓮の花(白蓮華(びゃくれんげ)というそうです)があるそうです。インド原産の蓮は、泥の中で育ち、清らかな花を咲かせるということで、仏教でよく使われるアイテムのようです。仏像の台座に蓮の花が使われて、蓮華座といわれるそうです。

 

墓石(清巌寺(せいがんじ) 元吉田町3240)
 このタイプの墓石は江戸時代前半にみられるようです。左右二人の戒名の間に蓮の花が彫られています。

 

ハッカクレン(八角蓮 報仏寺 河和田町887)
 メギ科で、ハス科ではないようですが、葉の中央から葉柄が出ていて、蓮の葉に似ているのでこう呼ばれたそうです。八角といっても葉の割れる数はまちまちのようです。今はもう枯れかけています。 

 

旧町名 蓮池町表示石碑(城東3-2-48)
 徳川頼房の時代、寛永2年(1625)におこなわれた、田町越という下町の埋立造成と移住のときに造成された武家屋敷地だそうす。蓮池があったことから付けられたそうです。現在の県営蓮沼アパートあたりのようです。

 

天水受け(光台寺 上水戸3-1-39)
 雨水を受ける天水受けで、蓮をかたどったものがときどき見られます。下に蓮の反り花(かえりばな)があるのが一般的のようです。

水戸の蓮(2)

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