ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の古木(16)

2021-12-08 20:05:01 | 水戸

 ぼつぼつ200年を越す、ご紹介できる古木がなくなってきたようです。これからは100年代の古木がほとんどになるでしょう。現在は、明治になってから150年くらいですから、そのあたりで経過した時間を感じて下さい。樹齢表示は市の表示板にある数字ですが、指定された時からそれぞれに年月が過ぎているので、その分は足してもいいのでしょう。ただ、植えたりした年月が分かっている樹木は少ないでしょうから、もともとの数字が正確なものかというと、なんともいえないというのがたぶん本当のところでしょう。

 

クロマツ(小泉町)
 樹高5m、幹周1.02m、樹齢200年(平成8年指定)というクロマツです。今まで水戸で見たマツでは一番の古木です。

 

タラヨウ(元石川町)
 樹高17m、幹周1.67m、樹齢170年(昭和54年指定)というタラヨウです。もう実はだいぶ赤く色づいていることでしょう。報仏寺や百樹園の駐車場にもタラヨウがあります。

 

ケヤキ(薬王院 元吉田町682)
 樹高28m、幹周3.9m、樹齢170年(平成11年指定)というケヤキです。同じ樹齢でも、上のタラヨウと比べるとずいぶん大きいようです。

 

ツバキ(報仏寺 河和田町887)
 樹高8.5m、幹周2.1m、樹齢150年(平成7年指定)というツバキです。ツバキは散った花を見るのも楽しいものです。幹周2.1mというのは、たぶん根元の分かれていない幹(みき)部分の数字なのでしょう。

 

ヤマザクラ(鹿島神社 全隈町255)
 樹高12m、幹周3.0m、樹齢150年(昭和63年指定)というヤマザクラです。参道側にそうとう傾いてはえています。写真ではあまりよく見えませんが、満開の様子です。右奥に見えるのは後継のヤマザクラのようです。

水戸の古木(15)

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