水戸の寺で日蓮像は、比較的多く見ることのできる、宗祖像の一つのようです。気がついたものをご紹介します。
蓮乗寺(元吉田町2705)
本堂の道向かいにある墓域の鐘楼の隣にたてられています。数珠を手にかけて合掌する姿です。
妙真寺(河和田1-1646)
ここも数珠に合掌の姿です。木造では坐像が多いようですが、屋外の銅像は立像が全部といっていいようです。
妙徳寺(加倉井町909)
右手に数珠と笏、左手に巻物を持った日蓮像です。これを建てたのは、69連勝の記録をつくった横綱・双葉山だそうです。
福道寺別院吉沼結社(吉沼町180)
ここも数珠に合掌の形で、このスタイルが一番多いようです。
八幡大菩薩(常陸の湯(廃業)跡 加倉井町)
馬に乗る旅の途中を石に彫りつけたようです。常陸の湯に向かっているところでしょうか。日蓮は最晩年、湯治のために常陸の湯に向かう途中、武蔵国池上で死去したそうです。
吉沢町にあるお堂(吉沢町)
左右に持国天と毘沙門天がいる、笏と巻物を持った日蓮の木像のようです。