ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の扇(2)

2022-06-11 10:30:41 | 水戸

鬼瓦の前にある飾り瓦(塩崎町)
 この飾り瓦のことを鬼下巴というようです。水戸では、扇形の装飾がほとんどのようです。扇に名字や家紋が入ったものもあるようです。

 

水滴(二の丸展示館 三の丸2-6-8)
 硯に水をさす道具ですが、こういう小さなもののいろいろな姿を見るのは楽しいものです。「肥前系染付流水文扇形水滴」だそうです。水戸城二の丸の発掘調査で出土したもののようです。文房四宝(筆、墨、硯、紙)という言葉がありますが、それに水滴を入れて、五宝にしてもいいような気もします。

 


 
垂木(たるき 穢跡金剛尊天堂(祇園寺内) 八幡町11-69)
 寺社の垂木は、威厳を見せるための装飾の一つのように思われます。その垂木を末広の扇形に広げるのを扇垂木というそうです。弘道館の八卦堂でも見ることができます。

 

ヒオウギ(水戸市植物公園 小吹町504)
 アヤメ科の植物だそうです。たくさんの葉が檜扇(ひおうぎ ヒノキの薄板で作った扇)に似た形に広がるのでいうようです。そうとう派手な花ですが、一日でしぼんでしまう一日花だそうです。

 

割烹 扇寿(平須町1822-337 )
 いかにも割烹らしい名前の店のようです。和食で、昼夜同じメニューで、定食も会席も楽しめるそうです。

水戸の扇(1)

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