ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の藁(3)

2022-06-13 09:25:06 | 水戸

ナベシキ(大塚農民館 大塚町1223-2)
 今は脱穀を終えた稲藁は細かく刻んで田にすき込むことが多いようですが、以前はこうした藁を使った生活用具がいろいろと手造りされていたのでしょう。

 

干し藁販売(本町)
 何年も前の写真なので、今どうかわかりませんが、堆肥用に売られている藁もあるようです。

 

藁馬(姫子1)
 盆棚に飾る藁馬のようです。手前は頭の上には横に飛び出た藁があるので、たぶん牛なのでしょう。それがない奥が馬なのでしょう。墓地入口にある馬頭観音の脇で見ました。私も子供のころ、胡瓜で馬を、茄子で牛を作った記憶がありますが、藁は使いませんでした。

 

藁切り機(納豆資料館 三の丸3-4-30)
 納豆を包む藁ずとを作るときに使う道具だったようです。農家ではよく見ましたし、実際に藁をザクッと切ったこともあります。

 

藁座(偕楽園 常盤町1-3-3)
 偕楽園の正門である黒門の藁座です。開き扉の回転を支える、上下にある軸受けのことを藁座というそうです。たぶん元の形が、丸い藁座布団(藁座)に似ているのでいわれたのでしょう。こわれやすいので城門では使われない技法だそうです。

水戸の藁(2)

コメント
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