ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の結び(2)

2024-10-03 21:20:03 | 水戸

縁結びのカツラ(桂岸寺 納涼祭)
 このカツラの木を3回まわって願うと縁結びが成就するそうです。シダレのカツラのようです。

 

何陋庵(かろうあん)結界石(好文亭 常盤町1-3-3)
 茶室という聖なる空間と、その外の俗の空間を区切るために置く石のようで、関守石(せきもりいし)ともいうそうです。この石は、シュロ縄で、上に尖ったような形でしばるようです。「俗的」には、これから先は入らないようにということなのでしょう。何陋庵は、好文亭にある茶室です。

 

牧野富太郎雅号(水戸市植物公園 小吹町504)
 牧野富太郎は、雅号を結網(けつもう)というそうです。結網は、漢書の董仲舒(とうちゅうじょ)伝にある言葉で、「淵に臨みて魚を羨(うらや)むは、退いて網を結ぶに如かず」からとったそうで、「淵で魚を得たいと願うより、帰って網を結う方がいい」といった意味のようです。行動、努力の人らしい語なのでしょう。百樹園は、植える樹木の選定に牧野富太郎がたずさわったそうです。牧野富太郎の朝ドラ記念としてらしく、去年、水戸市植物公園に展示されていました。

 

大神輿(おおみこし)飾り綱(水戸市民会館 泉町1-7-1)
 神輿は、太い飾り綱で飾られることがよくあるようですが、これは、関東に多い装飾法だそうです。水戸の大神輿の飾り綱は、青地の綱に金糸をかけていますが、何となくウロコがある龍の胴を思わせます。

 

麺屋結(ゆい 元吉田町1848)
 リニューアルオープンしたばかりのようです。X(旧・ツイッター)の写真を見ると、「らぁめんで人と人を結ぶ」と日よけ幕にあるようです。ロゴは、紐で丸い輪を結び、中に「結」の字を入れています。写真は去年12月のものです。

水戸の結び(1)


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