屋敷の西北の隅に建てられることが多いという屋敷神は、氏神、産土神(うぶすながみ)や、その家の祖霊が祀られているようですが、稲荷、熊野、愛宕、秋葉などいろいろな神も祀られているようです。
綿引家住宅(吉田町2192)
県指定文化財である住宅の庭に建てられた屋敷神です。木造で、それを覆う鞘堂と石の鳥居があって、たいへん立派なものです。
中崎家住宅(鯉淵町2897)
国の重要文化財である住宅の裏庭にある小高い場所に、3棟の石造屋敷神群があります。中央が屋敷神で、左が稲荷、右が権現だそうです。
酒門町
木造の屋敷神ですが、玄関と同じ南を向いて建てられていました。
中河内町
赤い鳥居が前に立つ、木造の屋敷神です。たぶん稲荷なのでしょう。
大場町
ここでは、2棟の石造屋敷神が並んでいます。一方の方が古そうで、それぞれの歴史があるのでしょう。
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