(写真は学生警鐘)
農人形のうた
常磐町1-3-1(偕楽園臨時駅前の御田) 029-221-0748
食事のたびに米粒を人形の笠に、初めの一箸をそなえたそうです。
朝な夕な いひ(飯) 食ふごとに 忘れじな めぐ(恵)まぬ民に 恵まるる身は
薬王院など
元吉田町682 029-247-6266
那珂湊に反射炉を築き、鉄で大砲を鋳造するようになるまでは、寺の梵鐘や仏像も大砲の原料になったそうです。
今日よりは心のどかに花をみん 夕ぐれつぐる鐘のなければ
立原杏所
柳町2-4(此君堂跡) 父翠軒(彰考館総裁)の居宅で、杏所(斉昭に仕えた武士で画家)はここで育ちました。
江戸小石川邸での具足開きの日に、杏所がお膳の香の物を落としてしまい、それを袖の中に押し込んだのを見た斉昭は2つの狂歌をよんで杏所に渡したため、杏所は面目を保ったそうです。
香の物おとし男と笑はれて おのが苗字をさかさまに読む(原立=腹立)(その一つです)
追鳥狩(おいとりがり)使用陣太鼓の用材
常磐町1-3-1(常磐神社内義烈館) 029-221-0748(義烈館)
陣太鼓(直径144cm)の用材に、成沢町、加倉井四郎右衛門屋敷の槻(つき けやきの古名)を見いだした徳川斉昭がそれを望んで、この歌をおくったそうです。
尋ぬれど 外にはあらじ 鼓には げに成沢の 槻ならまし
学生警鐘
三の丸1-6(弘道館公園 復元 本物は弘道館内に展示)
弘道館の学生のために使用されたようです。同じようなものが外にも作られたそうです。相当変わったデザインの鐘のようです。
物学ぶ 人の為にと さやかにも 暁告ぐる 鐘のこえかな
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