今回は合祀されている香取神社です。鹿島神社、八幡神社は、武の神としての取り合わせということなのでしょうか。また、旧常澄村に多いようです。
香取稲荷神社(東大野158)
祭神は経津主命(ふつぬしのみこと 香取神社)と、保食神(うけもちのかみ 稲荷神社)だそうです。天明2年(1782)に光格天皇から稲荷神社に正一位の神位が授けられ、藩主の営繕・奉納もあったそうです。
香取八幡神社(川又町561)
祭神は経津主命と、多分、誉田別命(ほんだわけのみこと 八幡神社)でしょう。かつて川又村上郷にこの2社があったそうですが、元禄5年(1692)に八幡神社は廃祠されたそうです。今は、その2社が合祀されているようです。
鹿島香取神社(青柳町434)
祭神は武甕槌命(たけみかづちのみこと 鹿島神社)と、経津主命だそうです。日本武尊(やまとたけるのみこと)伝説があったり、例祭で徳川光圀が奉納したという鮑貝の盃で御神酒が授与されたりするそうです。
鹿島香取神社(小泉町246)
祭神は武甕槌命と、経津主命だそうです。元禄年間(1688-1704)に八幡という社名を改めて、両神を祀ったと由緒にあるそうです。境内社に八幡神社があるそうです。
鹿島香取神社(下大野町258)
祭神は武甕槌命と経津主命だそうです。神社誌には、元禄年間に香取明神を鹿島明神に合祀することが許されたとあるそうです。
春日香取神社(川又町246)
祭神は天児屋根命(あめのこやねのみこと 春日神社)と経津主命だそうです。由緒に、はじめ春日大神を分祀して、のちに香取大神の分霊を併せたとあります。
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