ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のペア(2)

2025-01-28 21:51:36 | 水戸

 ペアを、多少無理がありますが分類してみました。グーグル日本語辞書を見ると、ペアは「二つでひとそろいになること。対(つい)。「―ルック」。また、二人で一組になること。」とあります。

 

〇同じものが2つそろう場合


 門松(東照宮 宮町2-5-13)
  門松はお正月の雰囲気をつくりだす大事なアイテムの一つのようです。


 お神酒徳利(金刀比羅神社 泉町)
  奥の二つがお神酒徳利です。同じようなかたちをした一対や、いつも連れ立っている二人のことも、お神徳利というそうです。

 

〇少し違うものが2つそろう場合


 仁王阿吽(あうん 正覚院 開江町393)
  同じように見える仁王ですが、一方は阿形(あぎょう)で口を開け、一方は吽形(うんぎょう)で口を閉じているようです。

 

〇違うものが2つそろったり、補完しあう場合


 右大臣・左大臣(水戸八幡宮随身門 八幡町8-54)
  写真随身門の左右の社に、見えませんが、右大臣・左大臣が置かれています。雛人形でも下段に飾られる場合もあるようです。

 


 ボルト・ナット(千波町十一軒第4児童遊園 千波町)
  こういうものもペアといわれるようです。 

 

〇男女・雌雄やその写し的なものや使用するものの場合


 道祖神(中丸町36°23'21.0"N 140°24'26.1"Eあたり)
  水戸ではたいへん珍しい双体の道祖神です。安永3年(1774)とあります。高さは63cmだそうです。


 鴛鴦(おしどり 山内伊村(いそん)画 水戸市立博物館 大町3-3-20)
  江戸後期の狩野派の画家だそうです。「竹に鴛鴦」という画題だそうです。夫婦仲のよいことからよく画題にされるようですが、実際は、翌年に別の雌とつがいになるそうです。

 

 夫婦箸、夫婦茶碗などの派生してできた道具などもあるようです。

水戸のペア(1)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水戸の角(つの)(2) | トップ | 水戸の酒の話(30) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

水戸」カテゴリの最新記事