ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の星(2)

2024-07-05 21:50:39 | 水戸

パイプオルガン(水戸芸術館 五軒町 1-6-8)
 東日本大震災で被災して、その修理でくわえられた装置のようです。ツインベルシュテルンというそうで、シンバルの星という意味だそうですが、星が回って内部にある小さな鈴(鐘)をならす装置だそうです。

 

三諦星紋(さんたいせいもん 護国寺 見川1-1190)
 ガラス戸のあるのは、天台宗の三諦星紋だそうです。「諦」は、明らかな真実・心理のことだそうですが、空諦、仮諦、中諦の3つがあり、それを星で現しているそうです。全ては空である(空諦)、全ては因縁によって仮にできる(仮諦)、その二つをふまえつつも中正絶対的なもの(中諦)といった感じが三諦のようですが、さらにそれらは一体である(一心三観)といった考え方のようです。よくわかりませんが。西洋の、正反を合一させる弁証法より、さらに複雑な考えのような気がしますが、どうなのでしょう。

 

梅・明星(水戸市植物公園 小吹町504)
 明星という梅の品種だそうです。野梅系、八重咲きで中輪の梅だそうです。明星は金星のことだそうで、花の色が薄黄色なので明星という名前が付けられたのではないかとのことです。

 

星飾り(水戸市芸術館前庭 五軒町 1-6-8)
 前庭の装飾を、水戸市植物公園がおこなったようで、水戸市植物公園にもたくさんあった枝で作った星形が、さげられていました。今はもうないようです。

 

星伊之(ほしいの 神力宇賀大妙神稲荷 末広町2-1-40)
 この稲荷の玉垣は、ほとんどが、魚河岸の文字の入った店々が奉納しているようですが、たぶん、19代横綱・常陸山の働きかけがあったのでしょう。その中に、星伊之という店がありました。箱根の早雲寺に、「奉納 東京 魚河岸 星伊之」という賽銭箱があるようですので、たぶん同じ店なのでしょう。「伊之」を名乗る店の一つだったのではないかと思いました。

水戸の星(1)


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