花弁のない花はけっこうあるようです。花弁がなくて、ガク(萼)もないもの、ガク(萼)はあるもの、ホウがあるものなどと、いろいろあるようです。
ウメ・酈懸(てっけん 偕楽園 常盤町1-3-3)
バラ科。ガクはあり、雄しべが目立つようです。その姿から茶筅梅(ちゃせんばい)ともいわれるようです。暖かい年には花弁ができることもあるそうです。偕楽園には何本かあるようなので、見つけてみてください。(撮影R6/2/24)
ヒトリシズカ(報仏寺 河和田町887)
センリョウ科。花弁もガクもないそうです。白くのびているのは、雄しべの部分だそうです。名前は、静御前の舞姿をイメージしたようです。(撮影R5/4/9)
フタリシズカ(水戸市植物公園 小吹町504)
センリョウ科。花穂は、2本以上のものも多いようです。丸くなっているのは、雄しべの部分だそうですが、中に雌しべを包んでいるそうです。(撮影H29/5/7)
ハンゲショウ(水戸市植物公園 小吹町504)
花弁もガクもないそうです。葉の表が白くなり、花弁に代わって、それを目印に虫を集めるそうです。夏が過ぎると葉は緑に戻るそうです。(撮影R6/6/29)
アキカラマツ(偕楽園 常盤町1-3-3)
ガクは4枚あるそうですが、落ちてしまうそうです。雄しべは15くらいあって目立つようです。(撮影R6/7/3)