道かどに立てられるお札には、特有な言葉が使われているようです。そのいくつかです。
御璽(筑地町36°22'08.3"N 140°22'46.4"Eあたり)
加波山神社のお札です。「ぎょじ」と読むと天皇の印章ということになりますが、「みしるし」と読むようです。お札は神の力が宿る「御印(みしるし)」ということのようです。
神璽(春日天満神社 下国井町1574 )
春日神社境内にある、春日天満神社のお札です。璽は、天子の印という意味のようですが、神様の印という意味でも使われるようです。
太告刀祈攸(下入野36°19'07.7"N 140°31'13.9"Eあたり)
鹿島神社のお札です。「ふとのりと きゆう」と読むようです。太告刀(ふとのりと)の「太」は美称で、「告刀」は祝詞(のりと 神に対して述べる言葉)だそうです。祈攸(きゆう)は、祈るところという意味だそうです。
御祈祷大祓(五平町)
愛宕神社のお札です。「ごきとうおおはらい」と読み、御祈祷は神様に祈りをささげることで、大祓は身についたけがれを払うことだそうです。
牘(大場町36°19'32.7"N 140°31'08.1"Eあたり)
長福寺のお札です。牘は、音読みは「とく」ですが、訓読みは「ふだ(札)」のようです。大般若経という600巻のお経を、パラパラと転読することによるごりやくを配るお札ということなのでしょう。
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