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水戸の見て歩き

水戸にある小森邦夫の作品(3)

2023-04-29 20:16:14 | 水戸

信願寺門柱(緑町1-2-1)
 寺の創立千百年記念として昭和29年に作られた門柱のようです。この時代には、寄進した人たちの名前は門柱に刻まれていますが、製作者名はないようです。相当インパクトのある門柱ですが、当時の反応はどうだったのでしょう。

 

山本敏雄市長像(水戸市役所 中央1-4-1)
 水戸市役所に入って右側に並ぶ市長像の一つで、昭和44年につくられたようです。山本敏雄は13代市長で、駅南開発などを行ったそうです。

 

木村伝兵衛市長像(水戸市役所 中央1-4-1)
 同じく、水戸市役所にある銅像です。解説には昭和48年と書かれています。これら2つの市長像にも、製作者の名前はありません。少し話が飛びますが、この市長の父である4代目伝兵衛は、徳川光圀が作った百色山(ひゃくいろやま)にならい、光圀生誕300年を記念して、自ら百樹園(元吉田町2618-1)を開設したそうです。「植物学の泰斗たる東京帝大(現東大)教授牧野(富太郎)博士の応援を求めたるに、快諾、同博士指導下に、裸子植物3科61種、被子植物324種に分ち同一のものを2株乃至(ないし)3株とし総植樹株じつに856に達せり」と園内の碑にあるそうです。

 

牛魂碑(茨城北酪農業協同組合 東赤塚2101)
 昭和54年の碑のようです。協同組合の創立10周年を記念し、人のために生を終えた牛たちを祀って建てたようです。茨城県酪農業協同組合連合会長だった徳川宗信が茨城県北酪農業協同組合の創立十周年記念事業委員長となって、碑銘をその父・徳川宗敬に書いてもらい、牛の像を小森邦夫につくってもらったようです。この頃は、製作者名が刻まれているようです。

 

親鸞像(安楽寺 元吉田町2511)
 小森邦夫は、安楽寺の総代でもあったようで、昭和54年に「親鸞聖人 常陸国教化行脚の尊像」を建てたようです。このほかにも、安楽寺には、上段の墓地に登る坂道の途中に、「砂丘」という像もあります。

 

杜のともだち(上水戸児童遊園 上水戸1-3276-2)
 水戸西ロータリークラブが昭和55年に創立20周年などを記念して建てた、「杜(もり)のともだち」という像のようです。 

水戸にある小森邦夫の作品(2)


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