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水戸の見て歩き

水戸のトゲ(6)

2024-10-09 21:20:27 | 水戸

  今回は植物の茎にあるトゲです。

 

ハマナス(水戸市植物公園 小吹町504)
 バラ科。細かい毛やトゲが全体にあるようです。海岸に多いので、潮風による塩分付着を防ぐためにあるそうです。北海道の花に指定されているそうです。(撮影 R6/6/1)

 

ウコギ(息栖神社 鯉渕町1115)
 ウコギ科。鋭いトゲは、防犯のための庭木として役立っているようです。若葉の天ぷらやおひたしは春の味です。根は五加皮(ごかひ)という痛み止めなどの生薬になるそうです。(撮影 H28/6/4)

 

ハナキリン(水戸市植物公園 小吹町504)
 トウダイグサ科。トゲは芽を保護する托葉が変化したものだそうですが、茎にびっしりとついているようです。マダガスカルが原産地だそうです。(撮影 R3/6/13)

 

カナムグラ(七曲坂湧水付近 松本町)
 アサ科。茎や葉柄には下向きの小さなトゲがあります。葉の表面にもトゲ状の荒い毛が密集しています。簡単には切れない強い茎を金属に見立てた名前のようです。手袋なしで引き抜いたりすると、スリ傷は必至でしょう。(撮影 R3/9/15)

 

クコ(水戸市植物公園 小吹町504)
 ナス科。低木で鋭いトゲがあるので、生垣として利用されるそうです。実は枸杞子(くこし)、根は地骨皮(じこっぴ)、葉は枸杞葉(くこよう)という名前で生薬として使われるそうです。(撮影 H29/12/9)

水戸のトゲ(5)

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