ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の階段(10)

2024-08-21 21:31:25 | 水戸

好文亭(常盤町1-3-3)
 3Fの楽寿楼にのぼる急な階段です。90度曲がってもうひとのぼりします。大手門や角櫓(すみやぐら)の階段も、規模こそ違え、急なことには変わりないようですが、同じような武士の発想でつくられているのでしょう。

 

太鼓廊下(吉田神社 宮内町3193-2)
 社務所と拝殿を結ぶ太鼓橋廊下にある階段?です。急な太鼓廊下には、すべり止めを兼ねた階段状のものがあるようです。好文亭の太鼓廊下よりも大きくて急なようでした。

 

大神輿(おおみこし 黄門まつり)
 神様が入る輿(こし)ですから、神社の本殿と同じ様式が取られるのでしょう、5段の階段がつけられているようです。古い神輿を見ると、階段のないものや3段などもあるようで、最近のものほど、形式を重視しているような感じがします。

 

石祠(せきし 香取神社 小吹町876-1)
 境内社といえども、神様がはいっているのですから、石祠の作り方は、やはり本殿と同じように見えます。写真の石祠は5段のようですが、3段や無段のものもあるようです。

 

茨城県立近代美術館(千波町666-1)
 昭和63年に開館した吉村順三設計の美術館だそうです。写真は見終わった2Fの展示室から1Fに降りる階段です。すでに50年の歴史を刻んだ建物のようです。重厚感がありながら、美術館っぽさがある階段のように見えませんか。

水戸の階段(9)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水戸の影(10)

2024-08-20 21:23:40 | 水戸

凧揚げ(たこあげ 千波公園ふれあい広場 千波町)
 揚がった凧の影を、子供が追っているようでした。お正月の千波公園や偕楽園公園は、絶好の凧揚げ場のようです。(撮影1/1)

 

アートタワー(五軒町 1-6-8)
 高さ100mのアートタワーの影が、芸術館を横切って伸びていました。写真右がアートタワーです。水戸市民会館屋上からの眺めです。前庭で行われているのは「楽市楽座IN水戸芸術館」です。(撮影2/3)

 

水戸芸術館(五軒町 1-6-8)
 「須藤玲子:NUNOの布づくり」展で、ジャガード織機の紋紙が窓に貼られていて、床にはみごとにその影(写真手前)ができていました。紋紙は、ジャガード織機で織る模様をデータ化したたくさんの穴をあけた、一枚が幅約6-7cm、長さ約45cmくらいの厚紙だそうです。(撮影2/17)

 

五本松踏切付近(城東36°22'08.8"N 140°29'09.5"Eあたり)
 踏切を渡ったところで、影が見えました。面白いなと思ってつい写真を撮りました。(撮影3/3)

 

水戸八幡宮(八幡町8-54)
 水戸八幡宮の例大祭の日、参道には、飾られた提灯の影が長く続いていました。(撮影4/14)

水戸の影(9)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水戸のラン(4)

2024-08-19 21:49:37 | 水戸

シラン(三の丸)

シラン(水戸市植物公園 小吹町504)
 ラン科シラン属。漢字では紫蘭ですが、紫花ばかりでなく、白い花のシランも好まれているようで、よく見かけます。茎の一部が肥大化して貯蔵部になった偽球茎(ぎきゅうけい)は、白及(びゃくきゅう)といって、鎮痛、止血、慢性胃炎の漢方薬だそうです。(撮影 紫R6/5/11 白H29/5/7)

 

カトレア(水戸市植物公園 小吹町504)
 ラン科カトレア属。ラン科を代表する花だそうですが、写真はジャイラクドールという品種で、水戸市植物公園の植物館で開催されたラン展に展示されていました。着生植物で、木に張りつくようにして成長するそうですが、自分で光合成をしていて、寄生はしていないようです。(撮影 R5/2/25)*23/2/25カトレア ラン25 植物公園植物館

 

サギソウ(成就院池公園 大塚町)
 ラン科サギゾウ属。太い地下茎の先に球根ができて、それが年を越そうです。スズメガの仲間が(きょ)の中にある蜜を吸うための穴(写真矢印)が見えます。(撮影 R6/8/15)

 

トキソウ(水戸市植物公園 小吹町504)
 ラン科トキソウ属。花の色が鳥のトキにに似ていることが由来だそうですので、自生種は写真の園芸品種とは違って、もっと薄いピンクなのでしょう。自生種は環境省の準絶滅危惧種に指定されているそうです。山野草展で見ました。(撮影 R5/4/29トキソウ)

 

フウキラン(水戸市植物公園 小吹町504)
 ラン科フウラン属。フウキランは、富貴蘭と書いて、日本原産のランの一種だそうです。関東南部から西に自生するそうですが、これも環境省の絶滅危惧II類に指定されているそうです。着生ランだそうですが、江戸時代中期には園芸植物として栽培されていたようです。(撮影 H29/7/15)

水戸のラン(3)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水戸の蕨手(わらびで)

2024-08-18 21:26:22 | 水戸

 早蕨(さわらび)のように、先端が渦を巻いている形を蕨手というそうです。昔からあるデザインのようですが、あちこちで見かけるようです。

 

高欄(こうらん 円通寺 千波町1227)
 円通寺の濡れ縁にある、高欄の隅が蕨手になっていました。庭におりる階段の両側にもありました。

 

神輿(みこし 東照宮 宮町2-5-13)
 神輿の屋根には蕨手がつくようです。みな子供神輿のようですが、このようにたくさん並ぶとリズム感があります。藤森照信作の、せん茶(徳川斉昭が作った戦車・安神車をもじったようです)がはいった建物にありました。

 

灯籠(とうろう 正覚寺 筑地町622-2)
 灯籠の笠にも蕨手がありました。灯籠には、写真のようにいかにもワラビのようなものだけでなく、いろいろな形があるようです。

 

懸魚(げぎょ 水戸八幡宮 八幡町8-54)
 これは鏑懸魚(かぶらげぎょ)というようですが、下部のやじりのようなところに、蕨手文があるようです。和製ハートの猪目も見えます。

 

小皿(十銭屋 泉町2-3-16)
 写真は、蛸唐草(たこからくさ)という伝統模様のようですが、唐草文が、渦巻いて、蕨手文になっているようです。

 

ゴウシュウヘゴ(水戸市植物公園 小吹町504)
 先日、水戸植物公園の大温室で見たゴウシュウ(豪州)ヘゴです。オーストラリア原産の、木性で大型のシダ類のようです。温室では2m近い高さがありましたが、15mくらいになるそうです。写真は、まさに蕨文という姿のゴウシュウヘゴです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水戸市制の記念事業

2024-08-17 21:47:46 | 水戸

 水戸市は、明治22年(1889)に、日本で初めて市制施行地に指定された36都市の一つだそうです。水戸では、昭和34年(1959)に市制施行70周年の記念式典がおこなわれたようで、これが最初の市制施行記念の事業だったようです。これ以降、10年ごとに記念事業がおこなわれるようになったようです。以下は、記念日の市長や、私の気がついた主な記念事業などです。時代とともに、大型の公共事業が行き渡るために、目立つ事業の数は少なくなるようです。記載事業の外にも、いわるゆ冠事業が数多く行われたようです。

 

70周年
式典 開催日:昭和34(1959)/11/3 場所:水戸二中講堂
市長 13代 山本敏雄
事業 水戸名誉市民条例、水戸市史、水戸市歌(作詞・西條八十、作曲・古関裕而)
写真は水戸市史の上巻です。

 

80周年
式典 開催日:昭和44(1969)/11/3 場所:水戸二中体育館
市長 14代 木村伝兵衛
事業 市民プール、森林公園、市制八十周年写真集「水戸」
写真は市制八十周年写真集「水戸」の奥付です。

 

90周年
式典 開催日:昭和54(1979)/11/3 場所:市民会館
市長 15代 和田祐之介
事業 市立図書館、博物館、野球場、郷土かるた、水戸空襲戦災史
写真は水戸市立博物館入口付近です。

 

100周年
式典 開催日:平成1/4/1(1989) 場所:水戸市民体育館
市長 16代 佐川一信
事業  備前堀周辺整備事業、水戸芸術館、アートタワー
写真は、備前堀の銷魂橋(たまげばし)付近です。

 

110周年
式典 開催日:平成11/11/11(1999) 場所:市民会館
市長 17代 岡田広
事業 生涯学習都市宣言、概説水戸市史
写真は、概説水戸市史の表紙です。

 

120周年
式典 開催日:平成21(1919)/11/3 場所:市民会館
市長 18代 加藤浩一
事業 黄門像広場、好文カフェ、水戸市立競技場(ケーズデンキスタジアム水戸)リニューアル
写真は、黄門広場あたりです。中央に見えるのは千波湖です。

 

130周年
式典 開催日:令和1/11/4 場所:アダストリアみとアリーナ
市長 19代 高橋靖
事業 英語の水戸の歴史
写真は、配布された130周年記念小冊子の表紙です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする