弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官→原告→法科大学院教授になった竹内浩史のどどいつ集

味噌で煮込んだ 田舎と都会 名古屋ええとこ おいりゃあせ

2006年05月20日 18時28分50秒 | 未分類
愛知県出身の私は、名古屋で16年間にわたり弁護士をしていた。
法曹会の会報「法曹」5月号に中込秀樹名古屋高裁長官のエッセイ「名古屋及び名古屋人点描」が掲載されている。
名古屋に住んでまだ1年というのに、長官の観察眼と研究心はさすがと思った。
「偉大なる田舎」名古屋は、赴任した裁判官も含め、「転勤族にも暮らし易い所」だそうだ。また「名古屋人は、概して礼儀正しく、物静かで、協調性に富む。他国から来た者については、本音としては歓迎していないのかもしれないが、決して好悪を表に出すことはなく、排他的ではない、付き合い易い人々である。」との評。
裁判官の仕事もしやすい気質のようだ。

ちなみに、名古屋と正反対に、赴任した裁判官から口を揃えて気質が難しい所と評されるのは、京都である。