全く同感です。
日本国がこんな無法状態にならないように、私たち裁判官は頑張っているのですが、情けない限りです。
(落合洋司弁護士のブログから抜粋)
ホテル側にもそれなりに言い分はあると思いますが、主張を尽くした結果としての裁判所の決定に従わない、という姿勢は、コンプライアンスの観点からいかがなものか、という印象を強く受けますね。自分の主張を優先し、司法権に服しない、というホテルが、法治主義を旨とする日本国の、それも首都の中枢において営業を継続していることに対する強い疑問も、当然、生じてくるでしょう。
(朝日から抜粋)
日本教職員組合(日教組)の教育研究全国集会をめぐり、グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)が会場の使用を拒んでいた問題で、日教組は1日、使用できるめどが立たないとして、2日午前の全体集会を中止することを決めた。1951年に始まった日教組教研集会で、全体集会が開かれないのは初めて。
東京地裁、高裁が使用を認める決定を出しているにもかかわらずホテル側が従わず、開催できない異例の事態となった。ホテル側の企業倫理が問われるのは必至だ。
日本国がこんな無法状態にならないように、私たち裁判官は頑張っているのですが、情けない限りです。
(落合洋司弁護士のブログから抜粋)
ホテル側にもそれなりに言い分はあると思いますが、主張を尽くした結果としての裁判所の決定に従わない、という姿勢は、コンプライアンスの観点からいかがなものか、という印象を強く受けますね。自分の主張を優先し、司法権に服しない、というホテルが、法治主義を旨とする日本国の、それも首都の中枢において営業を継続していることに対する強い疑問も、当然、生じてくるでしょう。
(朝日から抜粋)
日本教職員組合(日教組)の教育研究全国集会をめぐり、グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)が会場の使用を拒んでいた問題で、日教組は1日、使用できるめどが立たないとして、2日午前の全体集会を中止することを決めた。1951年に始まった日教組教研集会で、全体集会が開かれないのは初めて。
東京地裁、高裁が使用を認める決定を出しているにもかかわらずホテル側が従わず、開催できない異例の事態となった。ホテル側の企業倫理が問われるのは必至だ。