人事訴訟係の担当事件は、大雑把に言って100件中95件までは離婚を中心とする婚姻関係訴訟である。
残りは、実親子関係訴訟(認知・嫡出否認など)、養子縁組関係訴訟(養子縁組無効確認・離縁など)である。
しかし、最近は、実親子関係はDNA鑑定で決着が付くことが多いし、養子縁組無効は養子縁組届の成否で大勢が決する場合が多い。離縁は「連れ子」や「婿入り」の養子縁組で離婚に付随して問題になるケースが圧倒的である。
したがって、離婚事件の比重は、質量ともに圧倒的である。
私は、これを解決することにより、国民の税金から報酬を貰っている訳だ。
「そんなに離婚事件ばかり担当していて嫌にならないか」というのがよくある質問だが、私は今のところ、非常にやり甲斐を感じている。そう答えたら、ある先輩裁判官から「君は人間が好きだからね」と言われた。この理由付けは私には意外だったが、とても嬉しかった。
残りは、実親子関係訴訟(認知・嫡出否認など)、養子縁組関係訴訟(養子縁組無効確認・離縁など)である。
しかし、最近は、実親子関係はDNA鑑定で決着が付くことが多いし、養子縁組無効は養子縁組届の成否で大勢が決する場合が多い。離縁は「連れ子」や「婿入り」の養子縁組で離婚に付随して問題になるケースが圧倒的である。
したがって、離婚事件の比重は、質量ともに圧倒的である。
私は、これを解決することにより、国民の税金から報酬を貰っている訳だ。
「そんなに離婚事件ばかり担当していて嫌にならないか」というのがよくある質問だが、私は今のところ、非常にやり甲斐を感じている。そう答えたら、ある先輩裁判官から「君は人間が好きだからね」と言われた。この理由付けは私には意外だったが、とても嬉しかった。