今日の最高裁判決から。
高裁レベルでは、国賠請求の認容と棄却が3対1に割れたため、判例統一したもの。
小法廷では逆の3対1で請求棄却となった。
棄却説の3人は、キャリア裁判官1人と弁護士(一弁)出身2人、認容説の反対意見は、検察官出身。
もはや「官僚」出身者か「在野」出身者かで意見が分かれる構成ではないことが分かる。
もう一つ分かったことは、いわゆる多地裁係属訴訟では、最高裁は全部の下級審判決が出揃うのを待つわけではないということ。遅くとも、高裁で両説が出揃ったところで、判例統一に臨めるということだろう。最高裁はどちらでも選択することができる。
同種訴訟では戦略を立て直せるかどうか。
高裁レベルでは、国賠請求の認容と棄却が3対1に割れたため、判例統一したもの。
小法廷では逆の3対1で請求棄却となった。
棄却説の3人は、キャリア裁判官1人と弁護士(一弁)出身2人、認容説の反対意見は、検察官出身。
もはや「官僚」出身者か「在野」出身者かで意見が分かれる構成ではないことが分かる。
もう一つ分かったことは、いわゆる多地裁係属訴訟では、最高裁は全部の下級審判決が出揃うのを待つわけではないということ。遅くとも、高裁で両説が出揃ったところで、判例統一に臨めるということだろう。最高裁はどちらでも選択することができる。
同種訴訟では戦略を立て直せるかどうか。