弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

援用すべきは「時効」ではなく「国連・日弁 連」意見

2024年07月07日 14時05分30秒 | 判決どどいつ
7月3日の最高裁大法廷判決の理由のこの部分に「あっぱれ!」だ。

https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=93159

このような見解が重ね重ね示されたにもかかわらず、国が強制不妊手術の違法性を頑として認めてこなかった事を「除斥期間」の適用を否定する根拠として用いている。
おそらく最高裁裁判官だけではなく、首席調査官を筆頭に、行政調査官室を挙げて知恵を絞ったのではないかと推察する。