弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

弁護士任官 長官にして「二重予算」に してみたい

2024年07月09日 22時23分52秒 | 弁護士任官
 次の最高裁長官が決まった。
 例によって例のごとく、キャリア裁判官出身、それも最高裁事務総長経験者が続くことになる。
 しかし、私の言う「三厘司法」の現状を打開するには、弁護士出身者を最高裁長官・事務総長に登用し、タフ・ネゴシエーターとして、財務省と予算折衝で渡り合ってもらうのが良いと思う。

裁判所法83条(裁判所の経費)
①裁判所の経費は、独立して、国の予算にこれを計上しなければならない。
②前項の経費中には、予備金を設けることを要する。
財政法19条(二重予算制度)
 内閣は、国会、裁判所及び会計検査院の歳出見積を減額した場合においては、国会、裁判所又は会計検査院の送付に係る歳出見積について、その詳細を歳入歳出予算に附記するとともに、国会が、国会、裁判所又は会計検査院に係る歳出額を修正する場合における必要な財源についても明記しなければならない。