今回の最高裁判事・高裁長官人事の発表によって、そのまた先の人事もかなりの確度で予想できるようになった(以下、敬称略)。
(写真)最高裁判事の70歳、後任候補者の65歳の誕生日(定年退官日はその前日)を順に並べた表。
なお、最高裁判事の記号は「上がり」の意味、堀田・氏本の記号は「期が私よりも下(舌)」という意味で付しただけで、他意は無い。
①安浪最高裁判事の後任は、
堀田・次期東京高裁長官(41期・現最高裁事務総長)
②林最高裁判事の後任は、
氏本・次期最高裁事務総長(45期・現甲府地家裁所長)
③今崎最高裁判事の後任は、
小林宏司・最高裁首席調査官(41期)
といったところだろうか。
②と③は期の順が逆になってしまうが、この順でなければ、氏本は最高裁に入れない(小林は2028年3月1日に65歳)。
また、堀田東京高裁長官を除く高裁長官たち(小野瀬次期仙台高裁長官を含む)や矢尾和子司法研修所長らは全員、①までに定年退官を迎えてしまうため、最高裁には入れない。
しかし、一般に「裁判をしない裁判官」の親玉である事務総長の最高裁判事就任は、本来畑違いであって、好ましくないと考えている。
かつての竹崎氏のように最高裁判事を経ずに最高裁長官になった方が、小法廷の裁判に関与しないだけ害が少ないとさえ言える。
まあ、大法廷回付必至の私の裁判の上告審とは関係ないけれど。
(写真)最高裁判事の70歳、後任候補者の65歳の誕生日(定年退官日はその前日)を順に並べた表。
なお、最高裁判事の記号は「上がり」の意味、堀田・氏本の記号は「期が私よりも下(舌)」という意味で付しただけで、他意は無い。
①安浪最高裁判事の後任は、
堀田・次期東京高裁長官(41期・現最高裁事務総長)
②林最高裁判事の後任は、
氏本・次期最高裁事務総長(45期・現甲府地家裁所長)
③今崎最高裁判事の後任は、
小林宏司・最高裁首席調査官(41期)
といったところだろうか。
②と③は期の順が逆になってしまうが、この順でなければ、氏本は最高裁に入れない(小林は2028年3月1日に65歳)。
また、堀田東京高裁長官を除く高裁長官たち(小野瀬次期仙台高裁長官を含む)や矢尾和子司法研修所長らは全員、①までに定年退官を迎えてしまうため、最高裁には入れない。
しかし、一般に「裁判をしない裁判官」の親玉である事務総長の最高裁判事就任は、本来畑違いであって、好ましくないと考えている。
かつての竹崎氏のように最高裁判事を経ずに最高裁長官になった方が、小法廷の裁判に関与しないだけ害が少ないとさえ言える。
まあ、大法廷回付必至の私の裁判の上告審とは関係ないけれど。